ちーっす!('∀`)ノ
さぁ、シム・ウンギョンの世界、第13弾スタートです!('∀`)ノ
第九作目に取り上げるのはこちら!
2016年映画『少女は悪魔を待ちわびて』
オススメ度:
シムウンギョン度:
本作、Amazonビデオでレンタルして見て、最初DVDはいらないと思いました。
いや、韓国映画として、スリラーとして面白かったんですが、シム・ウンギョン度が☆四つなのはオレ的に見たくないシム・ウンギョンだったからです。
切なく、愛しく、見ていて辛くなる・・・。特にラストは・・・。
けど昨日のブログ見ていただけた人にはわかると思うのですが、シム・ウンギョンはプロの女優であるということに気づき、やはりDVD買おうと思った作品です。
それはオレはまた彼女の演技力に惑わされてしまっていたからです。
昨日書いた通り、彼女は2014年に『怪しい彼女』で絶賛され、『のだめカンタービレ~ネイルカンタービレ』でこき下ろされました。
プロとして演じきった『怪しい彼女』のキャラクターは素顔の彼女自身ではなく、自分は明るくないと公言していますが、オレを含め、世間はあの強烈な明るいキャラクターのイメージを持ってしまっていてそれが彼女を苦しめました。
そしてそのイメージを払拭するために彼女が選んだのがこの作品でした。
配給元のクロックワークスの宣伝文句を引用します。
『怪しい彼女』シム・ウンギョンが新境地を開拓した衝撃作!
これまで愛らしくハツラツとした少女のイメージを生み出してきたシム・ウンギョンが強烈な変身と善悪の境界を破る前代未聞のキャラクターに挑み、成熟した新たな一面を見せてくれる本作は、あまりの熱演ぶりに劇中、犯人と対立するシーンで相手を失神させてしまうハプニングも韓国公開時に話題となった。
◆あらすじ(ネタバレ無し)
15年前連続猟奇殺人事件があり、警察は躍起になっていました。
ヒジュ(シム・ウンギョン)の父はその捜査の班長で、妻に逃げられヒジュ(子役)と二人で暮らしていましたがヒジュ(五歳ぐらい?)の誕生日に犯人に刺され殉職します。
その後タレコミで犯人は捕まりますが、明らかにヒジュの父を含めすべての猟奇殺人の犯人と推測されるのですが、裁判ではタレコミのあった殺人以外証拠が不十分で、たった一件の殺人の罪しか認められず15年の懲役になりました。
天涯孤独になったヒジュは警察仲間に世話をしてもらいながら大きくなり、警察の中で掃除とかアルバイトのような下働きをしています。警察仲間が給料日に自分たちの給料からも毎月お金を出して渡していてヒジュを支えています。
そして15年後犯人が出所します。
シム・ウンギョン演じるヒジュは、言葉は悪いですが少し知恵遅れのような印象の演技です。それがまた言葉は悪いですがともすれば白痴美に見えるのです。
これがオレが見ていて切なく、愛しく、辛くなるシム・ウンギョン(の演技)。
ヒジュはただ15年過ごしてきたわけではなく、彼女は父親を殺した犯人に復讐すべくその時を待っていたのです。
しかし、犯人の出所直後からまた猟奇殺人が始まります。
ヒジュは警察やその犯人すら気づかなかった事実にいち早く気づき、プランを立て直し衝撃のラストに向かっていきます。
手に入らない『不信地獄』や紹介した『ヘンゼルとグレーテル』のようにダークな作品にも出ているシム・ウンギョンは今後もこんな作品にチャレンジしていきたいそうです。
しかし日本のタイトル、邦題なんとかなんなかったのかな(;´Д`)
少女のイメージだけど20過ぎのシム・ウンギョンのチャレンジ作。
原題は『お前を待って』だけどこれもストレートだよね。
洋題の『Missing you』が一番いいかもしれない。
最初の画像見てもらってもわかるけど、日本のポスターは暗すぎでは・・・
なにしろ韓国映画お得意の連続猟奇殺人犯・警察・復讐がテーマ。
それは無理だろって部分やトンデモ設定ももちろんあり。
さらにお得意のあっと驚く結末と後味の悪さ・・・。
まぁこれも韓国映画の魅力なんだけど、シム・ウンギョンが自らのイメージ払拭のためとは言え切なすぎる( ;∀;)
これがDVD買ってまでもう見たくないと思った理由だけど、それもこれもシム・ウンギョンの完璧な演技に感情移入してるからだと思う。
オレはまた彼女の演技力に騙されてたというわけです(;´Д`)
DVD買ってさらに深く考察します('∀`)ノ!
とにかくスリラー・サスペンス好きな人には評価が高いオススメの映画です。
シム・ウンギョンファンにはショックの方が高い映画なのは確かです。
さてシム・ウンギョン出演作考察、まだまだ続くよ。゚(゚´Д`゚)゚。
そんじゃアンニョン♪('∀`)ノ 심은경