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Hungry spider

ブログの題名は、たまたま聴いてた曲が槇原敬之さんの「Hungry spider」だったというだけで、特に腹が減ってるわけでも蜘蛛が好きなわけでもありません。

ぼちぼち中央駅に戻ると、ちょうど列車の発車時刻。ここから4時間かけてニュルンベルクに向かった。


今日泊まるのは”A1ニュルンベルクホステル”というホステル。ニュルンベルク中央駅から地下鉄で10分程度の、ニュルンベルクメッセという駅にある。


ここではシングルルームを予約した。


今回はちゃんとドイツ語で例のフレーズを言う事ができたが、それに対し、オーナーは俺がドイツ語を話せると思って、ものすごい速さのドイツ語で切り返してきたので、当然聞き取れるわけもなく。


やっぱり途中で英語に切り替えてもらった。


自分でドイツ語を話せても相手のドイツ語を理解できるわけじゃない。

結局英語に頼るしかないのだが、最初から英語で会話してドイツ語を全く使わないのは、なんか逃げのような気がして嫌だ。


部屋に入ると、そこはとても綺麗で、これで1泊20ユーロというのは安すぎないかと逆に不安になってしまうぐらいだった。


適当に大きな荷物だけ部屋に残し、再びニュルンベルク中央駅から城内へ。



Hungry spider-2 ニュルンベルク城内


せっかくニュルンベルクに来たんだからと、ニュルンベルクソーセージを探し求めながら歩いていると、ドゥーラーハウスへ到着。


ここでは中世の大画家ドゥーラーの過ごした家の内部が再現されている。ガイドフォンに日本語版があったので、よっしゃと思いレンタルしてみると、いきなり


「日本のみなさま、こんにちは。私はドゥーラーの妻です!」としゃべる出してビビった。



ドゥーラーハウスを出てさらにしばらく歩くと、カイザースブルグ城へ。城のてっぺんまで登ると城内が一望できてまあまあ気持ちがいい。


Hungry spider-4


続いておもちゃ博物館の中に入ろうとしたら、「閉店まで1時間しかないよ」と言われた。


いや、1時間で十分なんだけど…とは言えず、後日来るよといって博物館を後にした。ここはあさってフュッセンに旅立つ直前に見に来ることにした。



その後もブラブラ街並みを楽しみながら歩いていると、辺りも暗くなってきたころ、ようやくニュルンベルクソーセージの屋台を発見!


さっそく購入し、お味の方はというと、


固いパンにはさまれていたので正直よくわからんかった。

今朝は6時起床。 フランクフルトを1時間ぐらい観光したらニュルンベルクに移る予定。そもそもフランクフルトはオフィス街なので、観光にはそれほど向かない。


早朝から荷物をまとめてガサゴソしてたら、同室のカナダ人に、


「私はまだ寝てるのよ!」て怒られたけど、


あいむそーりーと言いながら、そのままつづけてしまった。極力静かめにはした。



身支度が済むと、まずフランクフルト中央駅で切符を購入。


Hungry spider-1 フランクフルト中央駅


間違えて鈍行の切符を買ってしまったため2時間で行けるはずのニュルンベルクが4時間に。やってしまった…


列車の発車時間まで1時間半あるので、その間に散歩がてら市内観光に。



まず向かったのが駅から歩いて10分ぐらいのところにあるマイン川。


ドイツ語の授業で習ったローレライという歌の舞台となっている川なので、一度見てみたかった。


が、至って普通の川でした。早朝からランニングしてる人がたくさんいた。


後日聞いた話によると、もっと下流の方になると景色を楽しめるらしい。


Hungry spider-2 マイン川


そのまま川沿いに歩いて行って、レーマー広場へ。そこから大聖堂が見えたので、中に入ってみた。


ここは神聖ローマ帝国の皇帝の選挙、戴冠式などが行われた所らしく、中はとても広く、壁の色んな所にキリストの偶像がかけられていて、厳粛な空気でつつまれていた。




Hungry spider-4

レーマー広場


Hungry spider-5

大聖堂



"5 elements hostel" は駅からすぐに見つかったので、さっそく中に入りチェックイン。


チェックインぐらいはドイツ語でやろうとあらかじめ決めていた。




ドイツ語は大学1年生の時に必修で選択したが、会話のテストで

「Was essen Sie gern?(好きな食べ物は何?)」と聞かれ

「Ich spiele Tennis.(僕はテニスをします)」と答えて平然としていたぐらいなので、


成績はすこぶる悪かった。



でもこっちに来る前にドイツ語会話集みたいなのを買って、飛行機の中でもちょっと練習していたので、大丈夫でしょ!


チェックインの時は”Mein name ist Yuki. Ich habe per E-mail ein zimmer reserviert.(メールで予約したYukiです)”と言えばいい。



そう思って、フロントで「Guten Abend!(こんばんは!)」と快調にあいさつし早速チェックインの手続き!


ところがなぜかそこで俺の頭が真っ白になる。


なぜだ…


ようやく俺の口から出てきたのは、


「Ich habe E-mail…  …gonyogonyo (私はEメールを持っています…)



はい、ドンマイ俺。



何とかチェックインを済ませ(結局英語でね)、部屋に入ると、

同室にはカナダ人のおばさんとスロベニア人の兄ちゃんが一人ずつ。


ドミトリーなので、男女混合になってもおかしくはない。


しかし長旅で疲れ切っていたので、ろくに会話もせず早々に寝てしまった。