ボナール戸越では総会の議事録が偽造(?)されます。 | 野良猫の目

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これを偽造というのかあるいは捏造、変造というのか私には分かりませんが、ボナール戸越では総会で約束された事実と違う内容の総会議事録が作られています(ここでは便宜的に「偽造」ということにしましょう。)。

 

前回、自転車置場のアンケート結果を紹介しましたが、この集計表は私が個人的に作ったもので、理事会が公表したものではありません。

 

ある団体がそのメンバーを対象にアンケートを実施したら、その集計結果をメンバーにフィードバックするのが世間の常識と言っても良いでしょう。しかし、ボナール戸越管理組合では、2023年2月に実施した自転車置場についてはアンケートの集計結果が公表されませんでした。それでいて、居住者の“受け”がよいだろうと思われる些細なことについては「アンケートに○○のような意見がありしたので」と理由付けをして、さもアンケートの意見を役立たせているかのような外見を作り上げたのです。まさにアンケートの“私物化”(=つまみ食い)です。しかし、アンケートへの回答の全容を知らされていない区分所有者・居住者は、そんな私物化の実態を知りようがありません。

 

アンケートの結果が一向に発表されない一方で、理事会が上述のようにアンケートの回答の一つを根拠として施策を説明しているものがあることに不信を感じた私は、定期総会でアンケートの公表を要求しました。これを受けて総会ではアンケートの公表が約束されたのですが、ボナール戸越管理組合の理事会(or 管理会社)は、総会の議事録を偽造してまで、アンケートを公表するのではなく、希望者に管理会社が作った“閲覧用資料”を希望者に限り閲覧させることとすり替えたのです。

 

 

まず、下の記録を見て頂きましょう。

 

① 2023年2月:理事会が居住者宛に「自転車置場に関するアンケート」を実施した。

  (その後、アンケートの集計結果は公表されなかった。)

 

② 2023年8月27日:第40回定期総会で議長(理事長)がアンケート結果の公表を約束した。

  【総会の録音記録】

  質問者:アンケ-ト結果の公表は何故しないのですか。その前の、2年

     位前の理事会の資料を見ると、アンケートをやったら結果を公表

     しているんですよね。こう言う意見がありました、って。

  議長(理事長):じゃあ遅ればせながらじゃあアップデートしてもらい

     ます(管理人注:何故ここで「アップデート」なる言葉が出てく

     るのか全く不明・不可解。)。

  質問者:アンケートの結果をちゃんと公表してください。

  議長(理事長):はいはい

 

③ 2023年 9月13日:第41期第1回理事会で公表せずに希望者の閲覧に供する

 ことを決定。

 【第1回理事会議事事録から抜粋】

   2023年8月開催の定期総会の場で昨年実施した駐輪場に関するアンケ-

  ト結果を公表してほしいとの意見があった。

   → 掲示版への掲示ではなく、管理室にアンケート結果を保管し、

    閲覧希望者には管理員まで申し出てもらい、その場で書面を

    確認してもらうこととした。

 

④ 2023年10月16日:「公表」を「対応」と偽造した第40期定期総会議事録が

 作製された。

 【第40期定期総会議事録から抜粋】

  <意見(組合員)>今期実施した駐輪場に関するアンケートを公表して

  欲しい。

  <回答(議長)>対応する。

 

上の記録のとおり、総会で約束したことが理事会でひっくり返され、「対応する」などいう総会ではおくびにも出なかった言葉に置きかわっているのです。最高意思決定機関である総会で約束したことが、その下部機関の理事会で修正されるとは、ボナール戸越の理事会の法規範意識は世間の常識のレベルにすら達していないと言ってよいでしょう。その辻褄合わせのために総会議事録が偽造されたのだと私は考えています。

私は、この議事録の偽造は何者かによる(それは管理会社か一部の理事かは分かりませんが)による“操作の成果”ではないかと勘繰っています。それは総会の議事録も理事会の議事録も、実質的には管理会社が作っていること、そしてこの第1回理事会議事録と総会議事録の署名が同一日(2023年10月16日)であることからも窺い知ることができます。本来であれば、第1回理事会の議事録の前に管理会社により機械的に定期総会の議事録が作られていて然るべきでしょう。しかし、実際の総会での遣り取りどおりの議事録を作りたくない事情が管理会社または一部の理事にあって、総会議事録を偽造するための何らかの操作が第1回理事会の前、あるいは第1回理事会の当日に行われたのではないでしょうか。そして総会議事録の作成を送らせたのはその為ではないかと勘繰るのです。

 

こうして管理組合員(区分所有者)に“公表”されたのは、下の写真の掲示物1枚です。

2024年撮影(掲示版)

 

 

本来であればここで理事会に抗議すべきでしょうが、内容を把握することを優先すべきと考えた私は、資料を2日間にわたり閲覧しました。

このようにしてできたのが前回紹介した自転車置場に関するアンケート(2023年2月実施)の集計」です。 

 

今回のブログは自転車置場に関するアンケートを軸に書きましたが、第40期定期総会の議事録の偽造は他の部分でも行われていました。第1号議案で質問された事項が第11号議案で質問されたことになっているばかりか、その質問の内容自体が改竄されているのです。他の議案でも質問され議論になったものが、議事録で一切触れられていなかったり、総会自体が全く私物化されていると言って良いでしょう。

 

マンションの区分所有者の皆さん、管理組合の総会には、必ずICレコーダーを持参して出席しましょう。

そうすることが、理事会が貴方の言ったことをなかったことにしたり、改竄したりすることを抑止します。