Intelの失敗作。 | パソコン修理の『ゆーもあねっと』®

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今はかろうじて起動できましたが、

「Bootディスクが見つからない(英字)で表示され、Windowsが起動しなくなった」というお客様。

 

さっそく持ち帰って、電源を入れたところ、起動はしました。

ただ、その現象はお客様先でも確認できるので、起動している間に対策をとっておこうというわけです。

で、タスクマネージャでパフォーマンスを確認したところ、ストレージはHDDでした。

が、『Intel Optane』が仕込まれていることが分かりました。

 

以前もネタにしましたが、SSDがまだ高価な時代に、

容量の小さいSSD”Optane”でデータをバッファさせて、

安価なHDDを高速化しようという取り組みだったんですね。

 

 

ただ、ちょっと特殊な構造になることから、エラーもチョイチョイ発生。

それも致命的な。

今回もそれに近いモノです。

 

んなものは、さっさと外してクローンをとれば良いのですが、

クローンだと、ちょっと具合が悪いんですね。

 

 

なので、システムイメージバックアップをとって、

イメージから復元する方法を採りました。

 

 

ふたを開けるとシーゲート製のHDDがお目見え。

私の中では、よく壊れると評判のHDDです。

 

 

Optaneメモリは、M.2スロットに差し込まれています。

 

 

規格としては、SATAになるんですかね。
でも、たった16GBしかないとなると、全く使い道がありません。

ケースに入れて、外付けストレージにするにしても、

だったらUSBメモリでええやんという事になりますから。

 

そんなOptaneも7年で終了。

ついで(?)に、Intelは5年前にNANDAフラッシュ事業を売却したみたいですね。

今年いっぱいまでは、IntelブランドのSSDとか展開するようですが、

徐々になくなっていくことになるのかな?

 

結局は、餅は餅屋。CPUはCPU屋、メモリはメモリやちうことで。