昨日、浜松からの帰り道。
ちょいと用事があって、弁天島に来ました。
せっかくなので、鳥居の前で一枚、写真を撮りました。
さて、昨日は浜松市内でオモシロイ自販機を見つけましたが、
今度は、懐かしい(?)建物を見つけました。
浜松市に本拠を置く『綜合予備校 クラ・ゼミ』です。
中学生の頃、通っていた学習塾ですね。
豊橋市伝馬町に校舎がありました。
建物の作りは特徴があって、
もう今はなくなってしまった伝馬町の校舎もこのような作りでした。
また、クラ・ゼミは、南栄にも時習館前校という校舎があって、
そちらも似たような作りです。そしちらも撤退し、今は別の学習塾が入居しています。
先ほどホームページを見てびっくりしたのですが、
私が通っていた当時は、学習塾がメインの企業だったのです。
ところが、今は児童の発達を手助けしたり、就労支援事業も手がけているみたいで、
なんや全国規模の企業になっているみたいですな。
ぶっちゃけ、学習塾はオマケみたいに見えます。
で、このブログの『タイトル』。
社会人になって、最初の就職先に失敗して、
次は某オーディオ専門店に就職するのですが、実は他にも選択肢があったんですよ。
それが、この『クラ・ゼミ』でした。
教員免許を持っていることから、”人にモノを教える仕事”がしたいと思いまして、
かといって、教職を受けるのは嫌だなぁみたいな感じでしたから、
じゃあ、学習塾の先生なんか良いんじゃね?と思ったんですよね。
だったら、かつて自分も学んだことのあるところにしようと、クラ・ゼミに申し込みました。
当時は、岡崎校で中途採用の面接があって、実は一次をパスしていたんですね。
そもまま、次へ行けば良かったのですが、そのタイミングで「某オーディオ専門店はどうだ?」と、
と学生時代に世話になった方から話がありまして、そっちを選んでしまったのです。
それから紆余曲折あって、再び中途採用で申し込んだわけですよ。
父親が亡くなった後に。
そしたら、面接会場はこの浜松校だったんですよね。
しかも、そのときの面接官は創業者の倉橋義郎さんでした。
実は高校の時に、ちょっとだけ時習館前校に通っていたことがありまして、
そこで、倉橋義郎さんの授業を受けたことがあったんですよ。
ただ、その当時に比べると、だいぶ年をお召しになったなという印象です。
というか、オーラがなかった。
で、開口一番言われたのが
『こんな履歴書見たことない!』
です。
まあ、その時点で4社ほど転々としてましたからね。
そう言われてもしょうがないでしょうけど。
で、志望動機として、クラ・ゼミで学ばせていただいたのだから、
クラ・ゼミで恩返しがしたい旨、お話ししたんですわ。
そしてたら、タイトルのセリフですわ。
『お客様感覚で来てもらったら困る!』
まあ、ショックでしたね。
学習塾と利用者という目で見れば、私は確かにお客様でしたよ。
でもさ、例え短い期間とは言え、『教え子』だったわけじゃないですか。
あんたは覚えてないかもしれないが、私はあんたから教えてもらったことは覚えている。
それを忘れたのは仕方ないにせよ、かつての教え子に言うセリフか?と。
実は、当時からクラ・ゼミは卒業生に冷たいという印象があったのですが、
その要因は、そもそも塾長がそういうヒトだったんだなと納得しました。
その後、私は一旦止めたホームシアター専門店にで戻るわけですが。
正味の話、採用に落ちて良かったかもしれませんね。