Intelも余計なことをしてくれる。 | パソコン修理の『ゆーもあねっと』®

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本日は1日なので、お宮さん(小池神社)での奉仕作業です。

今月は12日、13日に例大祭がございますので、月次祭はありません。

とはいえ、例大祭の準備がありますので、大変さに違いはありません。

 

 

さて、先日納品したパソコンが急に起動しなくなったと知らせを受け、

急行したところ、なんと、SSDがお亡くなりになってしまったみたいで・・・(´;ω;`)

 

強引にクローンを施して、何とかしようとするものの、

そもそもエラーランプ(?)が点灯して認識されないのでどうしようもありません。

データについては、一部バックアップを取っていたので、そこでなんとか修復してもらうとして、

まずは、パソコンとして使えるようにしなければなりません。

 

 

シリコンパワー製SSDには、5年保証は付いているため、

(SPの)ホームページで問い合わせをすれば、当該SSDを送付し交換してもらうことができます。

ただ、その期間は2~3週間という、アホか!と言いたくなるような対応の遅さ。

なので、それは後日やるとして、別のメーカーのSSDに交換して作業を進めます。

日の丸半導体でブイブイ言わせていた(?)旧東芝メモリのSSD(現キオクシア)をチョイス。

 

 

これならゼッタイ大丈夫だろうと、

ヒートシンクも取り付けてOSを再インストールしていきます。

 

 

ところが、OSをインストールする段になって、SSDが認識されません。

ここで軽くパニックになりました。

新品のSSDを装着したのにもかかわらず、SSDが認識されないというのは、どういうことなんだろうか。

これが、バルクSSDならともかくとして、キオクシア製やぞ!と。

 

 

念のため、BIOS上では認識されているのかを確認。

 

 

しっかり、認識されています。

そして、ここで気になる文言が。

『Intel RST VMD Driver』

 

ま、気になるといっても、これに気がつかせていただいたのは、

兵庫県加古川市にいらっしゃる私の同業者(師匠と言ってもいいかも)さん。

 

そこそこ新しいパソコンなのかを確認した上で、

「それだとIntelRapidドライバ必須よ」と。

なんじゃそりゃそりゃ、と私も調べてみたら、

きっちり解説してくれているサイトを見つけました。

 

 

師匠曰く「第10世代からこのドライバかまさないと認識しない」と。

 

 

というわけで、当該ホームページを参考にしながら、

そのIntel Rapid Starage Technology Volume Management Device ドライバー(正式名称が長い!)を用意します。

 

 

Windows11をインストールするときに使うUSBメモリに、別途フォルダを設けてドライバファイルを用意しました。

それを読み込むように、指示をすると。

 

 

無事にSSDが認識されました。

 

 

こっから、特段エラーもなく順調にWindows11をインストールすることができました。

 

普段は、Ryzenでパソコンを組んだりするので、

こんなことがあるなんて全く知りませんでしたが、ひとつ勉強になりました。

 

ちなみに、このVMDドライバーは、どんな作用をするかというと、

「システムストレージのパフォーマンスを最大5%向上させるとともに、

 PCIe NVMeストレージの互換性問題を緩和するというユーザーにメリットのある新技術」だそうです。

  ※アスキーより

 

うーん、で、SSDが認識しない事故が発生するって、ユーザーにメリットがあんのか?と思ってしまいます。

 

特に『互換性問題を緩和する』ところですが、

逆に互換性問題を誤認させることになりませんかね?

 

こういうことがあるから、個人的にはRyzenが大好物だったりするんですよねぇ。

ってか、単純にIntelが好きくないってのがありますが。

Microsoftにしても、Intelにしても、殿様商売が過ぎるのではないかと思います。

でも、これらが無けりゃあ仕事ができないのぅ。