本日ご紹介するのはこちらのノートパソコン。
はるばる山口県周南市よりやってきました。
山口リージョンのBNIメンバーより、誤って蹴っ飛ばしてしまったかなんかで、
液晶が割れてしまったので、修理をして欲しいとご依頼いただきました。
事前に型番を教えてもらったので、さっそく液晶パネルを取り寄せ、
パネルとパソコンが揃ったところで、作業開始です。
まずは、本体部と液晶部を分割するためにバラします。
するとこんな感じ。
液晶部にはネジが一切なく、ベゼル(外枠)と液晶の間に指を入れて、
ぺりぺりとツメを外していきます。
するとこんな感じ。
海外メーカーだと、両面テープで液晶が固定されているのですが、
こちらはそんなことはなく、ただ、はまっているという印象。
その件の液晶は、なんとシャープ製でした。
このノートパソコンが発売されていたころは、まだ東芝でノートパソコンを作っていました。
作っていましたというのは、いまや『dynabook』ブランドのパソコンは
東芝で作ってないんですね。『Dynabook株式会社』というところで作ってます。
東芝の強烈なしくじりで、パソコンの製造について分社化(東芝クライアントソリューション)、
それを完全子会社にしたのが、シャープです(2018~2020年にかけて)。
それを暗示している・・・、わけじゃあないでしょうが、
その東芝のしくじりについては、以下の動画が詳しいです。
そしてそのシャープは、台湾の鴻海の子会社ですから、
実質、海外メーカーのブランドになっちまったということですな。
経営者がクズだと、ほんま割を食うのは社員じゃないかなと思いますわ。
そして、取り寄せたのもシャープ製(同じ型式で取り寄せたから、当然なんだけどw)。
もとに組み直して・・・。
ほいっ、修理完了!
液晶の交換は、概ね25000~35000円ぐらいで承ってます。
パーツが国内にあれば、2~3営業日で修理することができます。
また、パーツを取り寄せてからお預かりするので、
手元にパソコンがないという状態を短くすることができます。
お問い合わせ、お待ちしております。