私とパイオニア③ ヤマダ電機テックランド豊川店 | パソコン修理の『ゆーもあねっと』®

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前日のジョーシン浜松1ばんかん店での勤務を終え、

翌日(2000年3月19日)からは、ヤマダ電機テックランド豊川店での勤務。

現地集合ということでしたので、

豊橋駅からJR飯田線で牛久保駅でおりお店に向かいました。

そこで、K氏(パイオニアの営業担当)と合流。まず4階の事務所へ向かいました。

すると、オープンしたてだったのだと思います。

私以外のメーカーの応援が多数いらっしゃって、

フロア長のM氏(当時)がメーカーの販売応援者向けに朝礼を行ってました。

 

ここと、ジョーシンの大きな違いは売り場にバックヤードがありません。

中央にそれらしいのはありますが、セントラルキッチンみたいなものなので、

そこでいつまでもというわけにはいきません。

つまり、いきなり売り場に放り出されるわけです。

 

さて、ここで問題なのは、私はK氏から特に店頭販売の手ほどきを受けてないということです。

お客様との最初に「何かお探しですか?」とお声がけするようにとは言われましたが、

それ以外は特に(手を後ろで組まないとかはありましたが)ありませんでした。

ですから、ぶっつけ本番ですよ。バックヤードに引っ込むこともできませんから。

しかも、お客様からしたら、私も店員(ヤマダ電機の店員と思われてもおかしくない)ですから、

そこで、知らない・分からないは通用しないのです。

もっともイチバン最初に声をかけたお客様は「別に良い」とお断りされましたがね。

 

 

私は主にオーディオ売り場に立って、ミニコンポを販売していました。

当時は、いわゆる高級モデルの『X-NT7MD』『X-NT9MD』、

世界で初めてCDレコーダーを搭載したミニコンポ『X-MR7』、

スタイリッシュなインテリアコンポ『X-LP77』、MDからMDへのダビングも可能な『X-MC5MD』、

ヨーロピアンデザインを取り入れた『X-J7MD』、インテリア雑貨をイメージした『X-HMD××』、

そして、カセット・MD・CDの『X-MDX707』を展開していました。

 

このうち、『X-MDX707』メイン通路沿いにあったこともあって、イチバン提案しやすかったですね。

というか、私の中でまだカセットが全盛期ですから、

カセットもMDも使えるというのは大きなポテンシャルだったと思います。

さらに、同じタイプでも3枚CDチェンジャーを備えているのは、パイオニアとアイワぐらいでしたね。

 

あと、他にはないどうでも良い機能として、ディスプレイの色が変わるんですよ(8色)。
これがお客様のウケが良くってねぇ。積極的に訴求していきました。
 
ちなみに、販売価格は39800円(税抜)ぐらいだったかな。
現在の価値で考えるとちょっと高めですよね(;^ω^)
 
ミニコン以外のパイオニア製品としては、
おそらくこのお店でイチバン高い商品であろう
プラズマディスプレイ『PDP-502HD』(メーカー希望小売価格1,680,000円)。
あとは、プロジェクションテレビの『SD-P50EX3(50型)』、『SD-P43EX2(43型)』。
DVDホームシアターシステムの『HTZ-7』(ただ、展示場所が悪くて空気扱い)。
DVD関連でいえば、私が履歴書でも触れた『DVR-1000』(メーカー希望小売価格250,000円)。
DVDプレーヤーの『DV-S10A』、『DV-S6D』、『DV-525』。
ポータブルDVDの『PDV-LC20TV』と、こんなところですかね。
 
パイオニアの型番って分かりやすいんですよ。
”X”ときたらミニコンポだし、”DV”だったらDVDプレーヤー。
そこに”R”が付けばレコーダー。だから、型番を聞くだけでこういう商品だなって。
 
そんなこんなでヤマダ電機テックランド豊川店でのアルバイトはスタートしました。
「K君、あんじょう育ててやらにゃいかんで」とK氏言ったのは
当時のパイオニア豊橋営業所の所長、T氏。
その通りになり、方や”変態”と呼ばれるまでになったのは、また別のお話。