一体型パソコンも進化したもんだ。 | パソコン修理の『ゆーもあねっと』®

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本日ご紹介するのは、こちらのDELL製ディスプレイ一体型ノートパソコン。

2年ほど前のモデルですかね。

生意気(?)にも、ディスプレイの高さが変わったり、首を振ったりするのはもちろんのこと、

回転までできる様になってます。

しかも、そのスタンドには、光学ドライブが仕込まれてあり、

本体と、USBケーブルで繋ぐことによって、光ディスクも扱えるようになっています。

 

このパソコンなんですが、

 

 

Windowsアップデートに失敗したのか、ブルースクリーンになって、

何もできなくなってしまいました。

更新プログラムのアンインストールで一旦は持ち直したものの、

また同じような症状見舞われ、しかもシステムの復元ポイントも作ってなかったので、

どうしようもありません(´;ω;`)

 

ただ、データはなんとかせにゃあ、ということで、

ストレージを取り出して、救出を試みます。

 

 

一体型パソコンといえば、その分解にメッチャ手間がかかると定説なので、

ちょっとは覚悟していました。

ところが、写真はスタンドを外したところなのですが、スイッチ一つで簡単に取り外すことができました。

 

 

また、裏のカバーも、ネジで留まっているわけではなかったので、

カバーに描いてある絵のように操作したら、簡単に外すことができました。

ここまで、ドライバーは使ってません。

 

 

これが外したところ。

ここで、ようやくプラスドライバーの登場です。

メイン基板を覆っている金属のカバーを外します。

 

すると、ストレージがお目見え。NVMeタイプのSSDですね。

これ、切手くらいのサイズなんですが、240GBも保存できるのです。

私がいつも紹介するのは、チューインガムほどの大きさのSSDですが、

こういうサイズもあるんだと、初めて見ました。

 

 

それを、USB接続に変換するインターフェースに装着してデータを移していきます。

主に、ユーザーデータ(デスクトップ、マイドキュメント、マイピクチャ、マイビデオなど)です。

 

 

んで、こっちはこっちで、パソコンを初期状態へリカバリします。

ユーザーデータを保存するで、やれば、なんとOfficeも消されずに残ってました。

ただ、それ以外のアプリは当然のことながら消えてましたね(´;ω;`)

 

経理ソフトのデータも・・・。

だからこそ、バックアップは必要なんですな・・・。

 

ただ、そもそもマイクロソフトがこういったエラーが起こらないように

アップデートを配信してくれれば問題ないのですが、

Appleと違って、数多のパーツの組み合わせがあるから検証のしようがないんでしょうなぁ。

それで、ユーザーが被害を被るのも何だかなと思いますがね。

 

なんてことを言っていると、私の仕事がなくなってしまいますがorz