dynabookは、dynabookでシャープなんですけどね、鴻海精密工業だったりします。 | パソコン修理の『ゆーもあねっと』®

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今朝は、豊川市倫理法人会のモーニングセミナーに参加してきましてね、

会場の駐車場で、四つ葉のクローバーを見つけました。

 

思わず摘んでしまいましたが、後々になって、

積まなければ良かったと思う次第で、こりゃ却って不幸が訪れるのではないかと

戦々恐々しております。

 

 

 

 

さて、本日ご紹介するのはこちらのノートパソコンです。

例のごとく、動きが遅いという事で、お預かりしました。

購入したのは、昨年だということですが、ストレージがHDDでした。

結局、CPUやメモリは優秀であっても、ストレージが足を引っ張って、

パフォーマンスが落ちてしまうというわけですな。

 

 

さて、換装するにあたって、デバイスの暗号化を解除します。

暗号化されたままでは、クローンもできませんのでね。

 

そういえば、

『暗号化されていたストレージを積んだノートパソコンが壊れてしまって、

 なんとかならないか?』

という相談をいただいた事がありました。

 

お客様はデータが欲しかったみたいで、

データを復元してくれる業者に頼んでみたものの、

『デバイスの暗号化されているのでどうしようもない』

と断られてしまったそうです。

 

だから、何が何でもそのパソコンを修理しなければならないわけで。

あれから、返事はないのですが、返事があったら、それこそ腕の見せどころでしょうか。

といっても、あかんものは、あかんのですがね。

 

しかし、セキュリティの観点から考えればデバイスの暗号化はやるにこしたことはないのですが、

それでパフォーマンスが落ちるとか、何かあった時にどうしもようもないとか、考えものですな。

 

 

さて、クローンも完了したところで、SSDに交換していきます。

とにかくネジが多い・・・。

 

 

ちなみに、こちらは『dynabook』ですが、もう東芝は関係ありません。

Dynabook株式会社が製造をしています。

そして、そのDynabook株式会社の株式はシャープが100%所有しています。

つまり、実質シャープが作ってるという事なんですわ。

そのシャープは台湾の鴻海精密工業が株式の2/3弱を保有してますから、実質子会社になっています。

ちうことは、dynabookは台湾メーカーが作っているという・・・。

ああ、もうわけわかんねぇな(笑)

 

『日本のものづくり』とか、一時期もてはやされましたが、

こういう日本の電機メーカーの推移をみると、

技術はあっても経営が如何にへっぽこかよく分かります。

そのあおりを受けるのは現場で頑張っている技術者でしょうな。

そりゃ、海外へ技術が流出しますわ。

 

 

さて、ぼやきはこれぐらいにして、裏ぶたを開ければすぐにHDD等にアクセスできます。

ささっと交換していきましょう。

 

 

交換したのは、正真正銘、東芝製のSSD。

まだ、KIOXIAになるまえのSSDです。

ぶっちゃけ唯一の稼ぎ頭だったのにねぇ。

経営者が3代に渡って、権力争いやって、都合の悪い事はフタをして、

メチャクチャな経営をやった結果がコレですよ。

あっ、もう東芝は家電製品作ってませんからね。

これは声を大にして言いたい。

あなたが手にしている、

東芝の洗濯機や冷蔵庫は、ハイアールという会社が。

テレビはハイセンスという会社が作ってます。

いずれも中国企業です。

そこまで落ちぶれたのが東芝という会社です。

 

 

最後の仕上げとして、WindowsUpdateを施します。

かなり前のWindows10を使ってましたから、ここで一気に最新版へ持っていきます。

これで、少なくともあと4年は戦える。

 

安易に買い替えを検討する前に、

パーツを変えていけばまだまだ戦える余地はありますから、

まずはご相談下さい!