本日も、パソコンが遅いと言うことで、SSD換装のご依頼です。
まあ、いつものようにまずはソフトウェアを使ってクローンをして、
交換していくのですが、
SSDにしたのにもかかわらず、パソコンがなんかもっさりしているんですよね。
いや、それでもHDDの時に比べれば早いのですが。
確かにCPUはceleronだったりします。
であるが故にとも思えるのですが、にしても、何とかならねぇもんかと
色々と探ってみたら・・・。
あっ、このマーク。
どうも、マイクロソフトの
『Onedrive』によるバックアップ機能が働いていたようです。
つまり、デスクトップやマイドキュメント、ピクチャフォルダなどに、
新しいファイルを作ったり、変更したりするたびに、Onedrveにアップロードしてしまいます。
これが常に行われているというのであれば、そりゃパソコンは重くなります。
そこで、クライアントに『Onedriveは使ってますか?』とお伺いすると、
「(Onedriveは)使ってない」との回答。
おそらく最初のセットアップの時に、
マイクロソフトアカウントを作成すると同時に、
Onedriveのバックアップ機能も働いてしまったのではないかと思います。
なので、これらのバックアップ機能を停止していきます。
また、Onedrveへ同期機能&ログインも解除します。
ってか、そもそもOnedrveの無料版は、5GBしか容量がないので、
ぶっちゃけ使いものにならないんですよ。
その容量をオーバーして、「有料版にしませんか?」と
アラートがでるパソコンもチョイチョイみました。相談も受けたことがあります。
マイクロソフトさんは、デファクトスタンダードであることを良いことに、
正直やりたい放題ですよね。
ちなみに、バックアップ機能を停止すると・・・
デスクトップに置いてあったものがなくなってしまいます。
これは、今までデスクトップフォルダが、Onedriveにあてがわれていた為で、
ファイルが消えたわけではありません。
改めて、Onedrveのフォルダを開くと、「デスクトップ」などのフォルダがあって、
ここに今までのファイルが保存されてます。
ですから、ここに保存されているファイルを、然るべきところに戻せば元通りになります。
そもそも、Onedrveを使うか否かは、消費者が決めることです。
にもかかわらず、デファクトスタンダードであることを良いことに消費者の知らないところで、
こういうのはさも必要な設定(マイクロソフトアカウントを作らせる等)であると誤認させて
必要のない機能を有効にするのは、ホント止めて欲しい。
こういう余計なことをするのは、マイクロソフトアカウントさんの十八番ですな。