本日ご紹介するのは、まだ東芝(正確には東芝クライアントソリューション)製のdynabookです。
dynabookと言えば、かつては世界を席巻(1994年~2000年まで世界シェア1位)したノートパソコンだったのですが、
21世紀にはいると、外国勢にじりじりとシェアを奪われ、2017年には集計順位から姿を消しました。
その後、本家東芝の不祥事のあおりをうけ(いわゆる“チャレンジ”)、
東芝はパソコン事業を切り離して、シャープに売却することになりました。
なので、現在販売されているdynabookは、シャープ製です(笑)
ちなみに、世界シェアが殆どなくなっても、日本国内での販売シェアは堅調だったみたいで。
そんな時(2016年)に発売されたのがこちらのノートパソコン。
モバイルIntel CPU Core i7 6006U を搭載し、メモリも8GBと基本性能に申し分なしなのですが、
最近、とみに遅くなったとご相談いただきました。
タスクマネージャで確認すると、まあお約束のようにHDDが全力で回っております。
なので、いつものようにSSDへ換装していこうとしたのですが・・・。
あらっどうやらHDDにエラーがあるようで・・・。
ひょっとしたら、これも動作が遅い原因なのか・・・。
結局、パーティーションを圧縮してWindowsシステムイメージを作成して
復元するという方法を採ります。
そして、HDDを交換する為にパソコンを開けにゃならんのですが、
国産メーカーにありがちなネジの多さ。
メモリを交換するためのフタを開けても更にネジが・・・。
富士通の法人向けパソコンみたいに全バラしをしなくても良いのは幸いでした。
ちなみに搭載されていたのは、これまた東芝製の1TBのHDD。
これは勝手なイメージなんですが、
シーゲートと並んで調子が悪くなりやすいHDDってイメージなんですが・・・。
よく見かけるんですよ、特にノートパソコンでは。
いや、それだけ東芝のHDDが売れているのかもしれない。
そんな東芝さんも、一般消費者が
その製品を手に取ることは殆どなくなりましたね。
東芝というブランドを冠していても、その実中身は別メーカーですから。
と、書いていくとまたタイトルとブログの中身が変わってしまうので、
これぐらいにしておいて。
パソコンが遅いなーと思ったら、だいたいストレージを疑っていただければ良いです。
それを交換するだけで、かなり早くなります。寿命も延びるしね。
windows11を見据えて、買い替えるよりは
今使っているパソコンを延命させるのも賢明な判断かもしれません。
ご依頼、お待ちしております。