iMacをドキドキしながら分解してみる。 | パソコン修理の『ゆーもあねっと』®

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ここ最近は、午前6時に起きることができず、だいたい7時~8時ぐらいに神社へお参りしています。

朝起きの実践がちょっとできずにいます(;^ω^)

 

 

 

さて、本日ご紹介するパソコンはこちら。

 

 

AppleのiMac(4K Ratina 2017 Late)です。

 

Macをハードウェア的に弄るのはあまりないケースなので、ちょっとドキドキしています。

お客様は、こちらにBooot campを活用してWindows10をインストールして活用しています。

それが、どうしても動きが悪くなってきたので、SSDに換装して欲しい。

というのが今回のミッションです。

 

MacでのSSD換装は初めての経験でして、クローンができるか?という不安よりも、

iMacを無事にバラすことができるだろうか?という不安がありました(;^ω^)

 

というのも、HDDを取り出すには、当然のことながら、バラさなければなりません。

しかし、iMacに限らず、Apple製のパソコンをバラすには困難が伴うのです。

その障害を無事に乗り越えることができるのだろうか・・・。

 

 

入念に下調べと、ツールを取り寄せました。

そもそもiMacは液晶を取り外さないと、中身にアクセスできません。

その液晶は、両面テープで本体と貼り付けてあるのです!

 

 

なので、このピザカッターみたいなツールを使って、

液晶と本体の間に切り込んで、接着剤を剥がしていきます。

 

 

一通りぐるっと歯を入れていきます。

 

 

今度は、カードを差し込んで両面テープを剥がしていきます。

ここで注意しなければならないのは、カメラがあるところまで差し込んでしまうと、

カメラを破損しかねないので、このあたりで留めておきます。

 

 

そして頑張ってヨット液晶を持ち上げます。

ただし、ゆっくりと、一気にガバッと!やってはいけません。

 

 

なぜなら、液晶と本体をつなぐケーブルが短いので、

液晶を外す前にこのケーブルを外す必要があります。

 

これを知らずにせやっ!ってやってしまうと、

元に戻したとき、液晶が写らなくなってしまいます。

 

かつて、自分でこれをやらかしてiMacを壊してしまった方を知ってますので、

私も本当に作業中ヒヤヒヤでした。

 

 

これで無事に液晶を外すことができます。

まだ下部部分に両面テープが残ってますので、

これも先ほどのピザカッターみたいなツールで切断していきます。

液晶は背面に鉄板(アルミ板)が仕込まれてますので、かなり丈夫です。

よっぽどのことがない限り、割れることはないでしょう。

 

 

再び接着したときに隙間ができないように、残った両面テープを丁寧に剥がしていきます。

 

 

ようやく、HDDとご対面です。

 

 

ただ、採用されていたHDDがSeagateってさぁ・・・。

Seagate製のHDDは私の中では、ヤバイHDDの筆頭でございまして、

パソコンが遅くなるのも納得ですわ。

 

 

このHDDと同容量のSSDを用意して、ハードウェアでクローンをしていきます。

容量が多くて、チョイと時間がかかりましたが、無事にクローンを作ることができました。

 

 

それをマウントに装着して、iMacに納めます。

 

 

今度は液晶を貼り付ける作業です。

貼り付けるだけではなく、貼り付けながら、液晶の位置を調整して、

さらにケーブルも元に戻さなきゃいけないと。

なーかなか、ハードな作業です。

 

 

なんとか無事に液晶を貼り付けることができ、OSも起動しました。

液晶画面も表示されたので、ほっとしました。

本当にこの画面が出るまではヒヤヒヤですからね。

 

 

SSDもしっかり認識されている模様です。

ちな、もう半分はMacOSの領域でしょうなぁ。

 

 

また、メモリの増設もお願いされましたので、その作業も行っていきます。

 

 

ただ、このiMacはDOS/V(Windows)機と違うメモリ規格(DDR3 PC3-14900 1866MHz)を採用していたみたいで、

ま-大変。

 

 

でも、ちゃんとその規格をのメモリを取り寄せれば、しっかり認識してもらいました。

スロットが4つありましたので、元々装着されていた4GB×2に、8GB×2を足しました。

 

これで、起動スピードも作業スピードも格段に上がったかと思います。

私も良い経験ができました。iMacでもSSDの換装ができるんだなと。

今後、MacのSSD換装についても、ご依頼、お待ちしています!!