『CADを動かす為のパソコンが欲しい』
というご依頼をいただきまして・・・。
そんなら、作りますか!ということで、工作の時間です。
ケースは、いつものパソコン工房オリジナル。
一通り必要なモノはそろっていて、お安いですので、好んで使っています。
まずは、電源。
Antecというメーカーのを使います。
中国製なんですけどね、
日本メーカーのコンデンサーを使っているのが特徴です。
ただ、日本メーカーであるが、日本製とは謳ってないので、まあどうなんでしょ(笑)
そんな、Antecは、アメリカのカルフォルニアにある会社なんですかね。
その様に書いてありますから。
設計はカルフォニアで、製造は中国、パーツは日本・・・。
えれぇグローバルな電源ですな。
まずは、電源をケースに取り付けます。
続いてマザーボードの準備です。
搭載するCPUに合わせてチョイスしました。
また、CADソフトを動かすことが主目的なので、
マザーボードもそこまで拡張性とか持たせてません。
こちらが、そのCPU。Core i7-10700 (8コア/16スレッド)です。
CADソフトメーカーさんが、このCPUを推奨してまして、
それに従い用意しました。
個人的には、ここまでじゃなくてもええじゃないのか(8スレッド以上推奨)と思いましたが、
動作検証が云々かんぬんと、ごにょごにょ言ってきたので、ややうーんうーんと思った次第です。
クライアントは、別に構わないとのことでしたが、
ぶっちゃけRyzen5や、Core i5でも良いんじゃね?と思うんですがねぇ。そちらの方がコスパはいいし。
でも、『Core i7』は譲れないみたいです。
きっとアレだ、ソフトメーカーも、パソコンメーカーとタイアップして、
推奨パソコンなんて売ってるから、それでRyzenでも良いよーなんて、
言えねぇんだろうなぁと邪推してます。
あと、SSDは、いつものKIOXIA。PCI-e仕様です。
そういえば、そのCADソフトメーカーが推奨するパソコンも、
SSDだったけど、SATA接続だったなぁ。
情弱が買うんだろうなぁと更に邪推してしまう(笑)
さて、こちらがCPUに装着するファンです。
CPUには、リテールのファンも付いていたのですが、
どーも調べたところによると、Coreシリーズの第10世代は、
第9世代と比べてプロセスルールは変わらないモノの、無理して性能を引き上げた感じみたいです。
それはつまり、消費電力が増加したことを意味し、
当然ながら、発熱量も上がったワケですよ。
なので、リテールでは不安が残るので、この虎徹MarkⅡを採用しました。
ケースに放り込むと、まあ大きさがお察しですな。
ケースにマザーボードを組み込むとき、この背面パネルに気を遣います。
パネルの突起部が変な方向にひん曲がって、端子に干渉することが時々あるので、
丁寧に納めていきます。
このマザーボードは、ちょっと親切で、ケースとの配線に関して、
写真の様にどこに何を接続したら良いか、解りやすく印刷してくれてます。
それにしたがって、配線をしていきます。
サブストレージとして、HDDも接続。
そして、これが今回搭載するビデオカード。
やっぱでかいなぁ(笑)
組み上がったところで、緊張の一瞬!!
無事に起動しました(笑)
さて、OSをインストールして、一通りセットアップしますかね。
やっぱ、パソコンを作るのは楽しいねぇ。