先日、私が所属する豊橋BNI手筒チャプターに
ビンテージ日本酒『古昔(いにしえ)の美酒』を取り扱う方がビジターとしていらっしゃいました。
ビンテージのお酒といえば、私が大好きなウイスキー、もしくはワインが思い浮かぶのですが、
日本酒を寝かせて熟成させるというのはあまり聞いたことがなく、
その方もこの取扱を始めたのは、今年の6月からとおっしゃってました。
無類のお酒好き(?)な私にとっては、とても興味津々で、
ためしにひとつ購入してみることにしました。
岩瀬酒造さんのビンテージもの。
こちらが同梱されていたパンフレット。
日本各地の酒蔵に眠っている貴重なお酒を分けていただいて、
それらを『古昔の美酒』シリーズとして売り出すことにしたそうです。
日本国内はもちろんですが、海外へも販路を見いだしたいのだとか。
色が琥珀なのが、熟成された証拠ですね。
1983年モノなので、35年以上寝かせたモノになります。
ひとくち飲んでみると、いわゆる日本酒!みたいな感じではなく、
どちらかというと、ワインに近い感じがした。でも、香りは日本酒です(笑)
そして、残念ながら私は岩の井を飲んだことがないので、
ノーマルの岩の井と何が違うのかが分からない(;^ω^)
でも、ちょっとクセになりそうです。
こちらは、1984年モノ。
1983年モノに比べて色が薄くなってます。1年でこんなに違うのか?と思うほどですが、
それだけ毎年の出来が違うんでしょうね。
83年に比べて酸味は抑えられていて、ちょっと甘い感じかな。
こちらの方が日本酒っぽいですが、でもやっぱり、ワインよりな感じです。
比較対象がないのもアレなので、
豊橋にある伊勢屋酒造が製造し、酒造組合が販売する日本酒『酛々』と比較(笑)
すると、やはりその違いがハッキリしますね。
ただ、好みがハッキリ分かれるかもしれません。
ブラインドテストをしたら、ぶちゃけ紛れもなくワインですよ(たぶん)。
でも、一度は飲んでみる価値はあると思います。
ちなみに、東京と淡路島に直営店があるそうで、
そちらは試飲もできるそうです。
ぜひ、お試しくださいませ。