うちの親父は何者ぞ。 | パソコン修理の『ゆーもあねっと』®

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引っ越し以来、抜本的な荷物の整理をしていなかったので、

あれこれ引っ張り出していましたら、面白いものがでてきましたのでね、紹介したいと思います。

40年近く前の『衆議院(国会)手帖』です。

 

さらに不思議なものが

 

 

特別通行証。

 

 

そして、名刺。

 

この頃、私の父親は国会議員の秘書をやっておりました。

といっても、父親は博学ではなく、学歴も三谷水産高校中退でございます。

それが、なぜ国会議員の秘書か?

その辺詳しく聞いていませんが、なんでも「地元に明るかった」かららしいんですけど、

では、なぜ地元に明るいのか?それもよく分かりません。

ただ、秘書をやっていたのは事実ですね。

 

 

名刺の裏です。

その衆議院議員だった近藤豊さんは、事務所が松山町にありまして。

これまた、うちの近所というのも、なんか因縁じみたものを感じます。

自宅は蒲郡(出身は豊川市。外務省のキャリア官僚)だそうですが。

ウィキペディアでは、まだ生きていることになってますが、

私の記憶が確かならば、もう亡くなっているはず。

 

 

手帖の中身はいろいろ書いてあるページもありますが、

実は白紙がおおい(笑)

 

1979年に初当選して、それから3期連続で当選されたそうですが、

当時所属していた民社党を離脱して、自民党に鞍替え。

1986年の総選挙で落選、その後の90年も落選。

そっから、日本新党へまた鞍替えして、今度は当選する(4回目)も、

なんかいろいろあって辞任。

 

ただ、父親はその目に秘書をやめていて

 

 

独立してました。

 

そうそう、議員秘書時代に一時、横浜に住んでいたことがあったんですよ。

 

 

技能講習修了証は、神奈川県になってるでしょ。

このときの記憶って、結構印象に残っているんですよねぇ。

 

ちなみに、取得したのは昭和49年みたいです。

だから、議員秘書をやる前ですよね。

 

ところで、この金子建材。いわゆるダンプの運転手でございまして。

その前は、長楽鉱山で半年間修行(?)して、ダンプカーを購入して始めたというわけでございます。

 

朝もは早くから、照山採石さんで砂利を積んでは、神野埠頭へ運んでました。

だから、あそこの埋め立ては父親も一枚かんでいたということです。

1日に7~8往復ぐらいしてましたか。当時の月商は100万円だったそうです。

おまけにバブル経済ですから、仕事はたくさんあったでしょう。

 

私も、幼稚園(小学校)が休みのときはダンプに乗せてもらいました。

 

そして、ダンプ(トラック)野郎につきものなのが無線。

父親は自分のことを『白龍』と名乗ってまして、

それが何なのか当時の私には分かりませんでしたが、名刺が出てきました。

 

 

うーん、何かと間違えそうな名刺だ(笑)

 

だから、物心つく前ってよく分からないんですよ。

父親の経歴がね。

 

ただ、私が申し訳なく思っているのが、

そんな稼ぎ時に右腕を複雑骨折してしまったことです。小学校1年生の頃でした。

長期間の入院を余儀なくされ、加えて付き添いが必要になってしまった。

母親は弟も世話もあるし、結局父親が付き添うことになり、

まるまる1ヶ月以上、仕事ができない状態になりました。

また、その間ダンプのメンテもしていなかったので、

いざ仕事に復帰しようと思ったら、ダンプが動かないとか、

貯金も母親がすっからかんにしてしまったとか、

父親にとっては踏んだり蹴ったりだったでしょうなぁ・・・。

 

そして、バブル崩壊ですわ。

かなり苦々しく思っていたんだと思います。

 

なので、ダンプを降り、タクシーの運転手やら、なんやらやを経て落ち着いたのが

 

 

NHK。

 

受信料くださいーってやつです。

これは、あくまでもNHKから委託を受けてやる仕事なんですけど、

裁量労働になってますから、結構のびのびやっていたような気がします。

それでも、10年ぐらいってましたからね。

 

確かに、私の怪我でチャンスを失った、どっかでそう思っていたかもしれません。

ただ、仕事が途切れなかったのは、やっぱ、どっかで運が向いているのかもしれません。

私が転職を繰り返しても、なんとかなると思っているのは、

そういう性分が引き継がれているんでしょう。

 

ちなみに、父親は35歳で独立しましたが、私は33歳で独立しました。

ダンプカーの月商は100万円。私のパソコン修理の月商も100万円。

いよいよ、稼ぎを超えるときが来たか(笑)

それ以前に、持続させることが大事やね。