本日ご紹介するのはこちらのパソコン。
NEC製の液晶一体型デスクトップ。
私はこの一体型ってのがあまり好きでなくてね、
そもそも拡張性がないじゃないですか(拡張もしないですけど(;^ω^))。
メーカーとしては、これにテレビチューナーをつけて、
テレビもパソコンも一緒に!とリビングにパソコンをというコンセプトで
打ち出したつもりでしょう。もしくは、シングルに向けてか。
事実、テレビチューナーもついてますし。
でも、実際はやはりテレビはテレビ、パソコンはパソコンだったし、
テレビは見ない人が増えているわ、パソコンはスマホに置き換わっているわで、
まったく強みを生かし切れていない中途半端な製品に成り下がっているような気がします。
実際、私がこれらのパソコンを見かけるのは会社の事務所がほとんどで、
テレビ機能なんか全然使ってません。
ただただ、家電屋の店員に勧められるままに買ってしまった。
そんなんがほとんどですね。ですから、家電屋の在庫処分にも利用されているのかなと。
あとは、『画面がでかい』という理由ですかね。
それこそ、一般的なデスクトップパソコンに大きな液晶をつければ済む話なのですが
そういう提案ができないのが、家電屋なんでしょうなぁ・・・。
それはさておき、今回お預かりした理由が、
なんかちょっと遅い、ガクガクするときがあるため。
ま、だったら『SSDに交換しようぜ、処理も速くなるし』とお話しさせていただき、
実現に至った次第でございます。
そこで、いつもの方法でSSDへクローン使用と思ったら、
何度やっても失敗するんですな。
そこで、以前紹介した「システムイメージを作ってクローンする」方法でもやってみました。
これも、イメージを作成する段階で、「不良クラスタがあるので作成できません」というエラー。
HDDにエラーがあるから、それを回避するために交換を試みているんですが、
これでは、中身はそのままにしてクローンをかけるということができません。
そこで、まずはHDDを取り出して、装着されているHDDと同じ容量のHDDを用意します。
そして、この不良セクタ、クラスタがあっても強引にクローンしてくれる機械を使って、
まるごとクローンしてしまいます。
時間はかかりますが、これでなんとかクローンできてしまうんですね。
そして、クローンできたHDDをパソコンに装着して起動。
不良のないまっさらなHDDですから、起動もスムーズです。
そして、そこでSSDへクローンをかけます。
無事にSSDへの換装ができました。
OSを入れ直すこともなく、データの欠損もなく、全くそのまま。
起動・終了や、処理スピードも格段に速くなりました。
また、新しい技も身につきましたので、バシバシ提案していこうと思います(笑)