ネットを通じて中古品を売買する・・・・・・
というと、ついこの間までは『Yahoo!オークション(ヤフオク!)』が当たり前でした。
私は、インターネットがまだそんなに普及していない
2000年に、ケーブルテレビを活用したブロードバンド接続のインターネット環境を手に入れ、
ヤフオク!も、本人確認とか、利用料とか必要ない、無法地帯だった頃から親しんでおります。
なので、大きな声では言えませんが、危ない橋を渡っている連中も数多くみてきました。
今では、ヤフオク!の運営側もそういった輩を封じ込めるかのように、
様々な制限を設けております。
昔は、ホントに好き勝手絶頂に色々なモノを出品してましたが、
今では、そもそも出品するためには、本人確認の手続きをしなければなりません。
しかも、それが配達物による確認なので、煩わしい事この上ありません。
そこに目を付けて出て来たのがメルカリ(になるのかな)。
スマホで登録するだけで、不要なモノを出品する事ができます。
私も利用してますが、その中で感心したのが匿名で取引ができる事です。
つまり、誰が売っているのか、誰が買ったのか、個人が特定できないようになってます。
昔々、ヤフオク!では、「オークションの場所は提供するけど、取引は個人でやってね」とういのが当たり前でした。
だから、出品した商品が落札されたら、いちいち相手のメールアドレス宛てにメールを送らなければなりません。
というか、それが当たり前だったのです。
しかし、今は違います。
そんな煩わしいやりとりをする事なく、
アプリとコンビニの端末を使えば簡単に商品を発送する事ができます。
そして、何よりも相手に自分の事を知られないっていうのは大きいですね。
たった一度の取引のために個人を特定されるというのは、
イヤでしょうね(特に女性は)。
だから、メルカリのこのシステムってのは、よく考えたなぁと思うと同時に、
メルカリもそのリスクをよう背負ったななぁと感心します。
なので、販売手数料で10%持っていくんだろうなぁと。
今では、ヤフオク!も匿名発送できるようになりましたが、
メルカリが伸びた理由というのは、ここなんだろうと思いました。