古い書物ですが。
一万円札で有名な福沢諭吉が書いた『学問のすゝめ』。
歴史の教科書にも出てますよね。
発売当時、大ベストセラーになった一冊です。
「天は人の上に人を作らず、人の下に人を作らず」
この下りは誰でも聞いたことがあるでしょう。
でも、この続きを知っている人は少ないのではないでしょうか。
この本は、別に人は誰しも平等であると説いたものではありません。
平等であるにもかかわらず、なぜ”差が”生じるのか
を説いたものです。
その結論として、学問を修めているかいないか。
つまり、学問を修めることによって、社会的に必要な人材となり、
かつ見合った報酬が得られるわけです。
なぜ勉強しなければいけないのか?
この問いに関する明確な答えがこの一冊に書かれています。
まだすべて読破していませんが、
少なくともその問いに対する答えを見つけることはできました。
そして、行動に移すかどうかは、その人次第。