7月に入り、私が家庭教師で受け持っている生徒も
ひと通り定期テストが終了しました。
結果に関しては、生徒ひとりひとりよく考えていただけたらと思います。
何が良くて、何がダメだったか。
改めて、
『(やらなければならないことを)しっかりやってないからできてない』
ことが分かったのではないかなと思います。
ところで、新しく中学入学を迎えた親御さんにとっては、初めての定期テスト。
自分の子の点数や順位を知り、アタマを痛めていることもあろうかと思います。
実際、であるが故に、私に家庭教師の依頼をいただいているのですが、
残念ながら、今年度はもう一杯で新規に受け付けることが・・・・、
できるかなぁ・・・・・・。
や、ちょっとしんどい・・・・・・・・。
特にね、初めての定期テストで散々なことになってて、
相談してくるケースが多いんですよ。
かといって、受け持つことはできないので、
こうしたら良いんじゃないかというアドバイスはさせていただきます。
そんなアタシだって、1年生の時の成績は散々でございました。
ぜんそくで休みがちだったこともあって、学年順位も169/238まで落ちました。
しかしながら、その後コツコツと順位を上げて3年生の2学期には、
20位までもっていきました。
塾も行ってましたが、行きだしたのは2年生の末ごろなので、
通った効果はあまりなかったかと思いますが。
んじゃ、なんでもっていけたのか?といえば、
『しっかりやることをやった』だけ。
数学は問題をやりなおすとか、理科や社会はノートをまとめ直すとか、
英語は教科書の本文を丸暗記するぐらい書きまくるとか。
そんな努力が、20年経った今でもこうして記憶に残っていて、
なーんにもせずに塾の先生や、家庭教師ができてしまうわけで。
それが、すごいとみなさんおっしゃってくれるんですが、
私は別に当たり前のことを当時当たり前にやっていただけで、
却って恐縮してしまいます。
そうやって勉強していて、大事にしていることがあって、
『なぜそうなるのか、を追求する』ようにしています。
でなければ、似たような問題や応用問題がでたときに
対処ができなくなってしまうからです。
例えば、英語。
私は、教科書を丸暗記するぐらい書きまくったといいました。
しかし、それも、日本語の意味、文法の意味もセットで覚えるという意味です。
英語は、「主語+動詞」が基本です。
その基本を押さえ、どうしてこの文になるのか理解した上で、書きまくりました。
おかげで、書き換え、空欄を埋める問題、並び替えの問題はほぼほぼ問題ないです。
また、教科書を丸暗記しているわけですから、
教科書をもとにした長文問題もなんら問題はありませんでした。
結局ね、課題をやってだすのは最低限当たり前だけど、
分からないから、空欄にして、赤で答え書いて、ハイやりました!
じゃ意味がないんですよ。
それは勉強じゃない。ただの答えを写す作業。
私が家庭教師として、教えるときも、できるだけ答えは言わないようにしています。
ヒントを与えながら自分で解くとか、自分で教科書を調べてみるとかさせてます。
正直ね、答えを言って終わらせるのは簡単です。
楽ですよ。教える側にとっては。
でも、それじゃ意味がないんです。
次ができない。
だから、何とか理解していただこうとアレやこれやの手段を使って教えていきますが、
時々、心が折れそうになる。
でも何とか。
次は自分でできるように。