「パソコンを起動したらWindows10になってました・・・」
「朝起きたら、Windows10になってるんだけど、なんでー!」
もはや阿鼻叫喚。
今朝から、Windows10に関する問合せが殺到しておりまして。
そのために、三河地域を走り回ってました。
別に『Windows10』が悪いわけじゃないんですよ。
むしろ、『Windows10』によってパソコンが快適になる場合もあるんです。
しかし、アップデートすることによって
今まで使えていたソフトが使えない。
プリンターで印刷できない。
無線LANが使えなくなった。
むしろ、使いにくい!
等々・・
問題も続出。
だから、アップデートしないユーザーもたくさんいらっしゃいます。
ところが、マイクロソフトはWindows10へのアップグレードを
Windowsの重要アップデートに組み込んでしまっています。
以前は、「やりますか?/やりませんか?」と選ぶことができました。
しかし、重要アップデートのひとつになってしまったことから、
勝手にWindows10になってしまうのです。
では、なぜマイクロソフトはWindows10への移行を推進するのか?
これは、あくまでも私の推論でしかありませんが、
以下の理由があるんじゃないかと思います。
ひとつは、MacOSやChromeOSなどの他社のOSが無償提供を始めたこと。
無料のOSといえば、Linuxが挙げられますが、
アップルやグーグルの大手もOSを無償で提供し始めたので、
マイクロソフトもやらにゃーあかんか、というので提供し始めた。
とはいうものの、世の中のパソコンの大部分がWindowsなので、
そこまで重要視しているわけではないかと思います。
ふたつめは、ユーザーの情報が欲しいこと
これはね、現在Windows10を使っているユーザーも確認して欲しいのですが、
「スタートボタン」→「設定」→「プライバシー」を開いてみて下さい。
実は、
「Windows10はユーザーにより快適な環境を提供する」名目で
ユーザーの情報を収集しているんです。
特に「音声認識、手書き入力、タイピング」の項を開いてもらうと、
「あなたに関する情報の収集」!?
なに勝手に人の情報を収集してくれてんねん!
果たして収集した情報はどこへ行くのか?ひょっとしてマイクロソフト社?
収集した情報をどうするの?本当に、快適になるの?
これって不安じゃありません?
あくまでも私の推論でしかありませんが、
これがマイクロソフト社のねらいなのではないかと思います。
集めた情報をどうするかは分かりませんが、
それはマイクロソフト社にとって、莫大な資産になるでしょう。
だから、Windows10へのアップデートを強引にでも推進すると。
私は、メインパソコンとタブレットでWindows10にしてますが、
いずれもこれらの設定は全てオフにしています。
が、冒頭の不具合もありますから、
以前のWindows10のままがよいという方もいらっしゃいます。
そのため、本日は問合せも含めて、私からもお客様に連絡を取って
Windows10へのアップグレード問題に対応させていただきました。
その中でも、最悪な事になったお客様。
『Windows10のアップグレードが勝手にはじまって、
アップグレード中にエラーが発生し、
パソコンが起動しなくなった(´;ω;`)』
あー、それ最悪。
何でも、アップグレード中に「ランタイムエラー」なるものが発生して、パソコンが起動しない。
症状をお伺いして、私も調べてみたのですが、
メーカー修理orリカバリーで直すしかないみたいなことが書いてありましたので、
リカバリーも視野にパソコンをお預かりしてきました。
しかし、Windowsの回復プログラムを起動させて、
「以前のビルドにもどす」を試してみたところ、
なんと、以前のWindowsに戻すことができました!
ただ、ここで安心してはいけません。
なぜなら、マイクロソフト社はWindows10のアップグレードは引き続き押しつけてくるから。
ですから、勝手にWindows10にならないように仕掛けをしなければなりません。
それらの仕掛けもして、無事に返却。
先ほど述べた様に、リカバリーも視野に入れていたので、
Windows10のアップグレード以前に戻った!という事で大変喜んでいただきました。
Windows10で困ったら、ぜひともご相談下さいませ。