どうも地雷を踏んでしまったようで・・・。
消しても消しても、復活する詐欺広告。
仕事にならないということで、お呼びいただきました。
ちな、この詐欺広告は、Windows内のファイルを悪用したものになりますので、
ウイルスやスパイウェアとして認識されません。
ですから、手作業で駆除する必要があります。
というわけで、そのプログラムは何じゃらホイ?と調べていきます。
広告が表示されている状態で、タスクマネージャーを開いて、
どんなプログラムが、広告を表示しているのか調査します。
この写真では、上から2番目がそうですね。
すると、『mshta.exe』というプログラムで広告が表示されている事が分かりました。
その上で、消しても消しても表示されると言うことは、
そのように動作するように『タスクスケジューラー』に組み込まれているのではないか?
ということで、タスクスケジューラーを起動して、当該箇所を探していきます。
ありました!
パソコンを起動すると、3分ごとに起動しろとは、悪質極まりないですね。
というわけで、このタスクを削除して終了・・・・・・・・・・・・
ではないんですわ。
というのも、このタスクを削除しても、
再起動したらまた組み込まれてしまうんですね。
次は、その要因を取り除かないといけません。
というわけで、レジストリをいじります。
レジストリというのは、Windowsで用いられている設定情報のデータベースのこと。
壁紙とか、どんなソフトがインストールされているか、
その情報を登録するデータベースのことです。
そして、先ほどの詐欺広告プログラムもここ(レジストリ)に登録されてしまっています。
ですから、タスクを消してしまっても、再びタスクに登録され、表示されてしまうわけです。
ここから、当該登録情報を削除して、駆除完了です。
と、やってましたら翌日も別のお客様から同じ依頼をいただきまして・・・。
タスクスケジューラーも消して・・・
レジストリも消して・・・
駆除完了!
ま、男性諸君はお気を付けくださいませ(笑)