クラシック音楽とお散歩写真のブログ -27ページ目

クラシック音楽とお散歩写真のブログ

座右の銘は漁夫の利、他力本願、棚から牡丹餅!!
趣味のクラシック音楽をプログラミングする事に没頭、あとは散歩中に写真を撮りまくること。

中学受験応援しています。

フンメルの最後のソナタとなったニ長調,Op106は、ワイマール時代の1824年に作曲され、翌年出版されました。作曲家としてもピアニストとしても巨匠の域に達していた当時のフンメルは、パリやロンドン、ウイーンなどへ頻繁にコンサート・ツアーに出かけていました。

このソナタはフンメルソナタの中では最長であり、また唯一4楽章からなっています。そこにはベートーヴェンが先陣を切ったスケルツォの導入が認められます。しかし、第5番嬰へ短調,Op.81で見せた情熱的でロマン派のような音楽ではなく、より古典派的な外観に彩られています。そうした中にも二重トリルや三度の重奏パッセージ、第2楽章の幻想的なノクターン等は、シューベルトやシューマンら後輩たちを先取りした音楽を感じることができます。第5番嬰へ短調,Op.81に比べると地味ですが、最後のソナタにふさわしく堂々とした内容となっています。

多くの録音が出ていますが、お勧めするのはステファン・ホグ盤がいいかな。

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今回の音源は作り直し(編集)です。2012年に制作した時とはピアノ音源を変えました。また、ヴェロシティを弄りました。

Johann Nepomuk Hummel
Piano Sonata No.6 in D, Op.106
00:09- 1. Allegro moderato, ma risoluto
12:23 - 2.Allegro ma non troppo, "Un scherzo all'antico"
17:13 - 3. Larghetto a capriccio
22:25 - 4.Finale: Allegro vivace
Programed by Hummel Note
Daw&Sequencer:SSW10 Lite & Music Pro Windows Plus
Sounds:Soundfont GARRITAN PERSONAL ORCHESTRA 5/ARIA
 
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本日10月17日は作曲家 ヨハン・ネポムク・フンメルの命日です。死後186年です。

今回もDTM作品を紹介します。
 
Sequenced Music
Johann Nepomuk Hummel / 3 Themes Variations,Op.34
No.3 The Theme from Vivat Bacchus

Computer Programming : Hummel Note

Sequencer:SSW9 Lite

Score creation:MuseScore4

Sound:MuseScore4 & MuseSounds

 
 
フンメルの3つのテーマによる変奏曲集Op.34 (1810年)からの打込の最後はモーツァルトのオペラ「後宮からの誘拐」の第三幕で歌われる二重唱「バッカス万歳」からの12の変奏曲です。
3曲の変奏曲の中で最も規模が大きく、演奏にも高い技術を求められます。

ここの3曲の変奏曲のうちこの曲だけがプロによる複数の録音が残されています。
下記の現代版ピアノでの演奏がおすすめ(フォルテピアノの演奏よりも聴きごたえがあります)

 

 

 

 

 

 
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フンメルの1810年に作曲された3つのテーマによる変奏曲集Op.34 (1810年)から
第2番「シリアへの出発」のテーマと5つの変奏 ニ長調です。

 

このテーマとなっている「シリアに旅立ちながら」(原題: Partant pour la Syrie)とは1807年頃に作曲された、後のフランス第二帝国の非公式の準国歌とのこと。

 

 

3曲の中では一番小規模の楽曲となっています。変奏の前に都度テーマの行進曲が演奏するように構成されています。
 

Sequenced Music

Johann Nepomuk Hummel / 3 Themes Variations,Op.34

No.2 The Theme from Partant pour la Syrie

 

 

 

Computer Programming : Hummel Note
Sequencer:SSW9 Lite
Score creation:MuseScore4
Sound:MuseScore4 & MuseSound
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