というのもこの序曲は「ミティリーニのサッフォー」(Sappho Von Mitilene)という1812年に作曲され、アン・ディア・ウイーン劇場で初演されたバレエ音楽の序曲ですが、前年の1811年に初演された歌劇「ギース家のマティルド」(Mathilde von Guise)をフンメルは後にワイマール宮廷楽長になってから改作し、1821年2月17日にワイマール宮廷劇場で再演された際にもともとの序曲に代えて「ミティリーニのサッフォー」の序曲を当てました。この時のイタリア語台本の改作がOp.100として出版されたため、この序曲も歌劇「ギース家のマティルド」の序曲として広く知られるようになりました。
これまで使っていたMusicPro for Windowsはすでに開発中止されているし、どの楽譜作成ソフトが使いやすいか試し中で、いまは無料で使えるMuseScore4使っています。いろいろと制限があったり癖があって一長一短ですね。フィナーレが定番だけど「できるだけ安いもの」で昔から済ませてきているのでその癖が抜けません。