いよいよやって参りました!

福井の旅最終日のクライマックスは、越前武生、大徳山の麓に鎮座する

紙祖神 岡太神社 大瀧神社キラキラ

越前和紙のふるさとです



岡太(おかもと)神社は

雄略天皇の御台(457〜79)に創建

この五箇地区に紙漉きの技術を伝えた

川上御前を紙祖の神として祀っています

なんと造幣局にも分祠されてるとか

お札のふる里ということでしょうか



延喜式神名帳にも記載される古社です



平泉寺白山神社を開いた、泰澄大師がここを訪れ

川上御前を守護神とし、国常立尊、伊弉諾尊を主祭神

十一面観世音菩薩を本地とする神仏習合の社を創建、

別棟山大瀧寺を建立

中世には白山信仰の拠点の一つとして栄え、境内には大伽藍、堂塔

社僧700名を擁し隆盛を極めたといいます



南北朝時代の動乱、一向一揆の兵火を潜り、たびたび衰退の危機を乗り越え

歴代領主の保護により復興、社殿の造営、改修が行われました





いよいよです



唐門が波打ってるその向こう

あの拝殿がすっぽり入り込んで、奥まで続いて見えますラブ



まずご挨拶




なんて繊細





木鼻の透かし彫り




押し寄せる波のような華麗な神社建築

全国に例をみない躍動感ある形状の屋根

昭和59年、国指定の重要文化財になりました







荘厳さを醸し出す神社彫刻(無彩色、実は基本ですと)ですが

豪華絢爛の権化です ……





鳥も鳴くのを控えているのでしょうか、

参拝中は無音

圧倒される神の世界におります 




必死で狭い壁の隙間に入って、本殿の背後の彫刻を撮りましたが、

ピンぼけで分かりませんねーーー


裏側に配された彫刻も、人目につくことも少ない

勿体なさすぎる豪華さ

なのに

これじゃ何がなんだかわからないわ

竜に乗った仙人と橋の上の仙人?

何を観たのか撮ったかを忘れておりますあせる




そして

神輿殿



御神木とのツーショット


神輿殿、神楽殿は廻廊になっています(1992)造営



御神体石と御神木



夢中で贅沢な参拝(他に5、6人の観光客だけ)

人の映り込みなし

護摩堂跡も確認して

それではと

苔衣の境内から、奥の院を目指すつもりで歩き出したのですが、


見てしまったの!

奥の院登山口付近に鉄の檻らしいもの設置されて、ガーン


最近全国で出没するという、ここにもひょっとして



く、熊が出るんだーーーーあしあと ?


ダッシュダッシュダッシュダッシュダッシュダッシュダッシュ


イノシシ用かもしれませんが、山に入るならクマ鈴必帯かも






梅花を配した可愛いしめ縄

川上御前もお喜びでしょう



川上御前様

まだもう少しこの世に未練がございます 



お陰様で、越前和紙のコースター

丈夫で長持ち(10年前)重宝しておりますです








追記


今回初めてレンタカーなしで、電車移動を選択したけど

しみじみしたいい旅になりました


行きたい所が集約している訳じゃないから、時間かかりましたが

それを忘れるほど絶景が待っています

移動距離が長いので、バスや電車の本数が少ない地域は中高年にはきついですが

北陸新幹線が開通し、首都圏からあっという間に到着するようになり

福井県も観光地として力が入ってます


テクテク旅に朗報です


定額タクシー券事前購入で区間内片道¥1000で回れます

期間限定かは確認のほど



私はもっとお得な

越前武生駅の観光案内所で¥500券購入、

大瀧神社往復と、式部温泉往復のタクシー移動

合計¥2000のタクシー代で済みましたヨチョキ








福井旅、長々おつきあいありがとうございました😭


(もうすでに現実に戻っております)

また気が向いたら覗いてみてくださいね






バイバイ