いきなりですがカラスのお話です
サッカーの勝利に導く神として三本足の八咫烏が有名ですが、
賀茂建角身(カモタケツヌミ)の神の化身
日本神話では、神武天皇を熊野から大和の橿原まで道案内をした鳥であり、熊野の神様の使いとされています
熊野大神(スサノウノミコト)に使える存在(神使)として信仰されており、熊野のシンボルでもあります
八咫とは大きく広いという意味で、三本の足は 天 地 人 を表しているそうです
こうやって調べてみると、近史以前は、スピリチュアルな神聖な鳥だったカラス
現代では決して歓迎されない、不吉な、不気味なイメージを抱く人も多い
カラスには、弱った小動物、鳥、などの死を見抜く能力があり、群がる
神使か不気味な予言者か
この違いは何?
カラスについてあちこちググってみました
生活110番でカラス駆除に関する記事が面白いし、カラスの生態について詳しく説明しています
それによりますと
カラスの脳内には情報処理のための神経細胞が高密度で存在しており、
そのための複雑な作業もこなす事ができるという研究報告がされています
それがカラスを賢い生物たらしめているそうです
様々な実務をこなし?、個体間で知識を共有し、さらに死んだ仲間を儀式的な方法で弔うことも分かってきた
こ、これホント?
![アセアセ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/064.png)
ニューカレドニア生息のカラスは、鍵爪状に加工した小枝を使って、朽ちた丸太から幼虫を捕まえる事がわかっています
また自分では割れない固い木の実を、高い所から道路に叩きつけたり、
道路に置いて車に割らせるという創造的な手段を編み出せるのです
カラスの脳内には2〜3億個のニューロンが存在して、脳細胞間の連携が効率よく行われているそうで、
人類の能力に匹敵する
ニワトリ、ハト、ダチョウ、カラスの脳を比較した研究報告があり
カラスの脳は大きく、脳の発達の度合い、脳化指数は、豚や馬家畜、ペットより高いとされます
道具を作り、木の中の虫を穿り出して食べる
硬いエサは、水でふやかして柔らかくして食べる
辛いエサを洗って食べる
言葉を喋る
犬や猫の声を真似る(これはインコ、オウム、九官鳥なども含む)
仲間に伝達能力を持つ(仲間や子孫に危険な情報を伝える)
などなど、
いずれにしても、カラスが人間の6歳児相当の能力を持つ賢い鳥という事
神様の化身
太陽の象徴
魔を避ける
情報を伝える
警告であることも
異常に鳴くのは幸運の兆しか死の予言か
今も昔もスピリチュアルな生き物である事は間違いありません
なぜ今カラスが気になるって…
彼女亡くなって10年ほどになりますか
同じ古布のコレクター同士のお付き合い(不思議な夢をよく見る人)
ご遺族から形見分けに頂いた、美しい藍染めの布が今になって出てきたのです
30センチ四方ほどの型染めですがこの迫力です![下差し](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/526.png)
![下差し](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/526.png)
夜桜と松の間に飛び交う白抜きのカラス
何とも、カラスの表情のミステリアスだこと![恋の矢](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/033.gif)
![恋の矢](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/033.gif)
花びらを散らして闇夜にガァーーガァーーー乱舞するカラス
そして
これは多分八咫烏の絵絣(古くて傷みが激しいので補強しています)
細かい羽根の後ろ向きの意匠ですが、絵がぐずぐず😓で、最初、八咫烏と分からなかったけど
じっくり見ていたら、浮き上がった 見返り八咫烏
作者はどうしてもこの意匠で織りたかったのと思います
羽根だって絵柄合わせるのは至難の業で、かろうじて足が三本あるようなないような……………
しかし、織り手の方のセンスに拍手喝采です👏
おまけ
カラスをググっていたら突如ファンタジーの世界へ 行っちまいました ![目](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/242.gif)
![ハッ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/104.png)
![目](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/242.gif)
![ハッ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/104.png)