「復活の日」で思い出すこと。

草刈正雄さん主演の映画です。

 

内容についてはネタバレとなるので割愛しますが

令和の今にも繋がる大きなメッセージをもった映画だと思います。

 

映画と言えば小学生の頃に

友人と上野とか有楽町、日比谷なんかに映画を観にいっていました。

 

マリオンが出来る前の日劇があった頃のことです。

 

今みたいにインターネットなど無いため

映画のスケジュールは映画情報誌や新聞に頼ってました。

 

代表的な映画情報誌と言えば「ぴあ」です。

発売日になると映画少年は書店に買いに行って貪るように読んでいました。

 

その他、その当時夢中になって読んでいた雑誌と言えば「週刊少年ジャンプ」です。

ちょうど「リングにかけろ」「サーキットの狼」「すすめパイレーツ」「こち亀」などが連載していました。

 

また、テレビっ子であり特にアニメ番組が好きで

月刊誌の「アニメージュ」とか「ジ・アニメ」も読んでいました。

 

そのころに観ていたテレビ番組で

土曜日の午後5時30分から

朝日テレビで「機動戦士ガンダム」というのが放送されていました。

 

このアニメはよく言われるように

それまでの1話完結の勧善懲悪ロボットヒーローアニメではなく

独立戦争を描いたクールで大人っぽいアニメでした。

 

もちろん外部スピーカーを使って必殺技を叫んだりはしません。

 

で、このガンダムについて

その面白さを当時通っていた小学校のクラスメートに勧めるのですが

一様に「つまらない」「よくわからない」という

クールな反応しか示されませんでした。

 

おそらく観ていたのは学年で10人にも満たなかったと思います。

 

また、その観ていた少ない友人たちと

放送後の月曜日に「ガンダム談義」を行うのですが

最終回の1つ前に次週の予告として観たタイトルが

「脱出」だったので

「本当に最終回なのかなあ」

「最終回なら『さらばガンダム』とかになるんじゃないの?」

と訝しながら友人たちと話したものです。