韓国ドラマ通算146作品目、今年の28作品目は『軍検事ドーベルマン』です。

 

こちらの作品は2022年2月28日から4月26日にかけ、韓国tvNで全16話で放送されました。

 

2022年上半期のtvN月・火ドラマ視聴率ランキング、第1位を記録した大ヒット作品です。

 

韓国では初となるの軍の法廷や軍の検事を題材にしたドラマで、法廷物では最高峰といわれる脚本家ユン・ヒョンホが書き上げました。

 

 

主演のト・ベマン検事にアン・ビョホン、現在36歳です。

 

2020年の「梨泰院クラス」で有名となり、2021年「ユミの細胞たち」「マイネーム: 偽りと復讐」と確実にキャリアを積み重ね、ついに主役をゲットです。

 

監督と脚本家はキャスティングについて、ドーベルマンのような俳優はアン・ボヒョンしか思い浮かばなかったということです。

 

新米検事のチャ・ウインにチョ・ボア、現在32歳です。

 

この2人の共通の敵、少将で女性師団長のノ・ファヨンにオ・ヨンス、現在52歳です。

 

その他キム・ヨンミンキム・ウソクカン・マルグムカン・ヨンソクパク・ジヌなどが脇を固めます。

 


 

いやあー予想に反してとても面白かったです。

 

「大韓民国国防部検察団」は、韓国の軍隊における最高検察機関です。

 

その検事にアン・ビョホンとチョ・ボアがなるのですが、この2人の配役が最適でした。

 

とにかくアン・ビョホンの軍服姿が似合うし、チョ・ボアの赤髪姿が最高です。

 

物語は初の女性師団長ノ・ファヨンへの復讐と成敗がメインとなるのですが、これだけでないのが良いですね。

 

軍の中で起きる上司によるパワハラ・セクハラ問題、所属部内によるイジメ問題などを取り入れて、全く飽きさせないストーリーになっています。

 

イジメによる大量虐殺、「D.P. -脱走兵追跡官-」と被る部分もありましたが、まさかそういう展開になるとは予想できませんでした。

 

普通はこういう内容でもアン・ビョホンとチョ・ボアのラブストーリーもからめてくるものですが、そこは最後のワン・ショットだけ。

 

人によってはいらないかも思う人もいるでしょうが、私は逆にもう少しあってもいいのかなと思いました。

 

16話をあっという間に見終わってました。

 

アン・ビョホンはやはり「ユミの細胞たち」ではないです。こういうのがハマリ役ですね。

 

評価は4.0です。