劇場版コナンシリーズ第19作品目は『名探偵コナン 業火の向日葵』です。
キャッチコピーは「華麗なる芸術的（アート）ミステリー!!」です。
興行収入はまたも過去最高を更新し、44.8億円となりました。
『名探偵コナン 業火の向日葵』
2015年4月18日 1時間52分
配給 東宝
監督 静野孔文 脚本 櫻井武晴
原作 青山剛昌 音楽 大野克夫
主題歌 ポルノグラフィティ「オー!リバル」
声の出演 高山みなみ、山崎和佳奈、小山力也、山口勝平、林原めぐみ、松井菜桜子、緒方賢一、茶風林、岩居由希子、高木渉、大谷育江、榮倉奈々
興行収入 44.8億円
評価 ３．０
タイトルの漢字はそのまま読み、カタカナの当て字がないのは第1作「時計じかけの摩天楼」第3作「世紀末の魔術師」第4作「瞳の中の暗殺者」に続いて4作品目となります。
今作はフィンセント・ファン・ゴッホが描いた「ひまわり」の絵画が主題となっています。
私は全く絵画に疎いので、ゴッホの「ひまわり」は7点制作され、その内6点だけが現存しているということも知りませんでした。
そして2番目に制作された「ひまわり」が日本の芦屋にあって、それが空襲で焼失された事実をこの映画でも取り入れています。
映画のあらすじは、ニューヨークのオークションで2番目の「ひまわり」の模写が出品され、それを落札したのが鈴木園子のおじいちゃんである鈴木治郎吉です。
治郎吉は「ひまわり」を7つ全部集め、日本で「日本に憧れたひまわり展」を開催します。
そして怪盗キッドが現れ、その絵画を盗み出すのかと思いきや、事実は意外な方向へと展開していきました。
それにしても鈴木財閥はお金を持ち過ぎです（笑）。
「ひまわり」を3億ドルで落札したかと思えば、その展示のためだけにすごい設備の美術館を作ってしまうのですから、映画でなければできません。
そして怪盗キッドが登場するとなると、現れるのは工藤新一ですね。今回は新一とコナンと蘭が3人揃って爆破された美術館から脱出を図ります。
毎回コナンも蘭も死にそうな目に合うので、年に1回見る人はいいですが、続けて見ている私にはスリル感が全くありません。
ゲスト声優は今回は絵画判定士で事件の犯人の宮台なつみを演じた榮倉奈々です。
ちょっと声優としては台詞が下手に感じますが、周りの人が上手すぎるというのもあるのでしょう。
評価はまずまずの３．０です。
