劇場版コナンシリーズ第16作品目は『名探偵コナン 11人目のストライカー』です。
キャッチコピーは「オマエら、ちゃんとついて来んだぞ!」です。
興行収入は32.9億円となりました。
『名探偵コナン 11人目のストライカー』
2012年4月14日 1時間50分
配給 東宝
監督 山本泰一郎・静野孔文 脚本 古内一成
原作 青山剛昌 音楽 大野克夫
主題歌 いきものがかり 「ハルウタ」
声の出演 高山みなみ、山崎和佳奈、小山力也、山口勝平、緒方賢一、林原めぐみ、松井菜桜子、茶風林、岩居由希子、高木渉、桐谷美玲
興行収入 32.9億円
評価 2.0
前作同様に総監督は山本泰一郎、3代目の監督に静野孔文が就任した作品です。
また今作では回想を含めて殺人事件が発生しておらず、サッカー場に仕掛けられた爆弾の捜索、解除及び犯人の特定が物語の主軸になっています。
これは第1作「時計じかけの摩天楼」以来のことですね。
そして本作は、Jリーグ20周年記念プロジェクトとのコラボレーション作品でもあるため、本編に現役のプロサッカー選手が本人役で登場しています。
当時の横浜FCの三浦知良、ガンバ大阪の遠藤保仁と今野泰幸、名古屋グランパスの楢﨑正剛、川崎フロンターレの中村憲剛と豪華な顔ぶれです。
それぞれが声優も担当しており、遠藤の台詞には笑いましたがキング・カズはなかなか上手かったと思います。
しかしちょっとストーリーとラストがメチャクチャすぎました。
すべてのサッカー場を爆破しようとする理由がちょっと強引すぎます。
そんなことで一般の人も爆破に巻き込まれたら、たまったものではないですよね。
「11人目のストライカー」はいわゆるコナンのことなのですが、あんな状況でサッカーボールを爆破スイッチに命中させるのはちとやり過ぎかなと思いました。
1年に1回ならそれもいいのでしょうが、続けて見ているとちょっと陳腐に見えてきました。
評価は2.0と厳しめです。