2024年2作品目の海外ドラマは『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』シーズン1です。

 

こちらは世界的に大ヒットしたドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」の作者、ジョージ・R・R・マーティンによる小説「炎と血」を基にしたHBOの作品です。

 

このシーズン1は2022年8月21日より全10話で放送されましたが、この度シーズン2が2024年6月16日からU-NEXTで独占放送が開始されています。

 

私はまだシーズン1も見ていなかったので、シーズン2を見る前に今回視聴してみました。

 

 

この物語は「ゲーム・オブ・スローンズ」にも登場した、ドラゴンを自在に操ることができるターガリエン家の200年前の前日譚を描いています。

 

オープニングも「ゲーム・オブ・スローンズ」のテーマ曲が流れ、タイトルバックも似たような雰囲気でした。

 

いやがうえにも期待感が高まります。

 

かつては七王国を統率していたターガリエン家、この王国がいかにして衰退していったのか?

 

ドラマの冒頭から「ゲーム・オブ・スローンズ」でもお馴染みの〈鉄の玉座〉が画面に現れます。

 

鉄の王座とは、倒した国が降伏の証として差し出した無数の剣を、椅子の周りに散りばめた国王の強さを象徴する台座のことです。

 

ハウスオブドラゴン鉄の王座 に対する画像結果

 

ストーリーを簡単に説明すると、ターガリエン家は長きに渡り混乱もなくジャセアリーズ王が統治していました。

 

しかし王には王位を継承する王子、すなわち息子がいませんでした。

 

いるのはこのドラマの主人公、一人娘のレイニラ王女だけです。

 

やがて王の妻が死産してしまい、やむを得ず王はレイニラ王女を次の後継者に任命します。

 

再婚する気のなかった王ですが、レイニラと幼馴染のアリセントと再婚することになり、生まれたのは待望の男の子でした。

 

その子供はエイゴン王子と名付けられますが、王は世継ぎはレイニラ王女に決まっているからと信念を変えませんでした。

 

習わしでは、息子が王位を即位することになっているにも関わらずです。

 

しかし王は、息を引き取る前になぜかアリセント王妃に、次の王はエイゴン王子だと言って崩御します。

 

王妃は王の遺言を守ってエイゴン王子を王に即位させるのですが、レイニラ王女にとってはたまったものではありません。

 

これで王妃とレイニラ王女の対立が始まります。

 

そんなわけで、これから王位を巡って本格的な血で血を争う戦いが始まっていくのです。

 

 

ここまででシーズン1は終了ですが、いやあ面白かったです。

 

「ゲーム・オブ・スローンズ」の世界観がそのまんま帰ってきました。

 

しかも今回はドラゴンを操るターガリエン家の物語なので、何頭ものドラゴンが頻繁に登場しました。

 

その圧倒的な迫力のある映像に加え、お馴染みのエロシーンも満載、騎士同士の戦いやグロさもパワーアップしていました。

 

この世界観の面白さは「アッ!」と驚くシーンが突然起こることですね。

 

私は通算で5回くらい「アッ!」と叫びました。

 

一番驚いたのは、エイゴン王子が民衆の前で王の即位を披露するところです。

 

巨大なドラゴンが会場ごとぶっ壊し、民衆の半分くらいが押し潰されたのではないでしょうか。

 

こういった衝撃のシーンが、時たまやってくるので気が抜けないのです。

 

そして韓国時代劇でもそうですが、王位継承に関わる泥沼の争いって、なぜにこんなに惹きつけられてしまうのでしょうか。

 

シーズン2はすでに配信がスタートしています。

 

これから毎週月曜に1話ずつなので、楽しみが一つ増えました。

 

シーズン2の第1話では、あの懐かしき北部のスターク家と北の壁まで登場します。

 

シーズン2が見終わったらまた感想をアップしますが、シーズン1だけの評価は4.0です。