劇場版コナンシリーズ第13作品目は『名探偵コナン 漆黒の追跡者(チェイサー)です。

 

キャッチコピーは「江戸川コナン、最も危険な事件」です。

 

興行収入は35億に跳ね上がりました。

 

『名探偵コナン 漆黒の追跡者(チェイサー)』

2009年4月18日 1時間50分

配給 東宝

監督 山本泰一郎 脚本 古内一成

原作 青山剛昌 音楽 大野克夫

主題歌 倉木麻衣③ 「PUZZLE」

声の出演 高山みなみ、山崎和佳奈、神谷明、山口勝平、林原めぐみ、茶風林、緒方賢一、堀川りょう、松井菜桜子、岩居由希子、高木渉、大谷育江、DAIGO

興行収入 30.3億円

評価 3.0

 

 

江戸川コナンの最大の敵である黒ずくめの組織が登場するのは、第5作「天国へのカウントダウン」以来です。

表題の「チェイサー」は「口直しの水、あるいは軽い酒」の意味も含んでおり、タイトルが示す通り組織に追われるコナンと組織のコードネームである酒の名前を表現したものらしいです。

TVシリーズからの劇場版初登場のキャラクターが多く、ベルモット、キャンティ、コルン、ピスコなどの黒の組織や、各地の刑事さんも私には初めて見る方が多く出演していました。


本作の事件は京都府で起こった火災と関係し、犯人が現場に残す証拠に何と麻雀牌が使われていました。

 

筒子のチーピンですね。

 

確かに言われてみれば「北斗七星」の形に似てなくもないですが、竹の牌でもないのでエレベーターの扉を連想するのは無理があるかもしれません。

 

しかし今回の前半はアクション控えめで、犯人を推理する展開に終始していました。

 

こういうのもいいかなと思っていたら、終盤は今までにないような壮絶なアクションシーンが満載でした。

 

拳銃を目の前に向けられても動じない蘭、東京タワーから飛び降りてヘリコプターを墜落させるコナン、これ「ミッション・インポッシブル」を見ているのかと錯覚するようでした。

 

そして今作からスペシャルゲストというのでしょうか、DAIGOが声優で登場します。

 

今後恒例となっていくらしいですが、あまりにもDAIGOの台詞がひどいので、今一クライマックスに没入できませんでした。

 

また、長年毛利小五郎役を担当していた神谷明が今作で降板となります。

 

次作より小山力也が担当するらしいですが、この辺も少し興味がありますね。

 

オールスターキャストで豪華な作品で、評価は3.0です。