韓国ドラマ通算143品目、今年の26作品目は『悪の花』です。

 

こちらの作品は、2020年7月29日から9月23日まで韓国tvNで全16話で放送されました。

 

現在Netflixで視聴が可能です。

 

 

ペク・ヒソンとト・ヒョンスを演じたのがイ・ジュンギ、当時38歳でした。

 

ドラマ「麗〜花萌ゆる8人の皇子たち~」が印象的な俳優さんです。

 

その妻で刑事のチャ・ジウォンには当時34歳のムン・チェウォン

 

映画「神弓-KAMIYUMI-」で見た女優さんです。

 

いつものことですが、凶悪犯担当の刑事にこんな綺麗な人などいないだろと思います。

 

ヒョンスの姉ト・ヘスは当時37歳のチャン・ヒジンです。

 

時代劇「赤い袖先」で王妃役を演じていましたね。

 

記者のキム・ムジンにはソ・ヒョヌ、本物のヒソンにはキム・ジフンです。

 

娘のウナはチョン・ソヨン、その他ナム・ギエソン・ジョンハクなどが脇を固めます。

 

 

14年間も愛してきた夫が、実は殺人鬼でサイコパスだった?

 

非常に惹きつけられる内容で、冒頭から視聴者までもが疑念を抱かせるような展開が続きます。

 

ヒソンとヒョンスなので、最初はちょっと区別が付きにくいと思いました。

 

こういう場合は全く母音の異なる名前を付けてもらいたい、と思ったのは私だけでしょうか?

そして娘役のウナがとても良かったですね。

 

幸せ家族の姿を描くのは、子どもが男の子よりも女の子の方がいいのかなと変なことを思いました。

 

また記者役のソ・ヒョヌも良い味出してました。

 

殺伐とした内容なので、こういった笑えるキャラクターは貴重です。

 

最後、事件が解決した後でハッピーエンドかと思いきや、なぜかジウォンと過ごした14年間の記憶だけ無くなってしまいます。

 

これは感情を持たないヒョンスが、自分の本来の姿でないヒソンとして生きてきたことを示唆する展開でした。

 

ジウォンを刑事さんと呼ぶヒョンス、ウナに好かれるかなと気にするヒョンス、これからヒソンではなくヒョンスとして新しい家族を作っていくわけです。

 

記憶が完全に戻ったわけでもない中で3人で抱き合うラストシーンは、素敵な終わり方だなと思いました。

 

評価は3.0です。