韓国ドラマ通算137作品目、今年の20作品目は『The 8 Show~極限のマネーショー~』です。

 

こちらは映画「ザ・キング」「非常宣言」などを監督したハン・ジェリムが脚本・監督を務めています。

 

原作はペ・ジンスによるネイバーウェブトゥーン「マネーゲーム」と「パイゲーム」だそうです。

 

社会インフラが遮断された空間で死者が出るとゲームが終了してしまうという極限の設定の中で、8人の参加者が協力と対立を続けていく物語です。

 

5月17日から全8話でNetflixから全世界配信されました。

 

 

私は何の事前情報も入れずにドラマを見始めましたが、出演者が豪華すぎてまず驚きました。

 

主人公である3階(このドラマでは名前は呼び合いません)にリュ・ジュンヨル37歳です。

 

映画は「ザ・キング」「タクシー運転手」「リトル・フォレスト」「毒戦 BELIEVER」の4作品、ドラマは「恋のスケッチ~応答せよ1988~」を見ています。

 

7階はパク・ジョンミン37歳です。

 

映画は「それだけが、僕の世界」「奇跡」、ドラマは「地獄が呼んでいる」などを見ています。

 

6階はパク・ヘジュン47歳です。

 

映画は「毒戦 BELIEVER」「非常宣言」、ドラマは「未生」「マイ・ディア・ミスター」「アスダル年代記」「夫婦の世界」など沢山見ています。

 

1階はペ・ソンウ51歳です。映画は「インサイダー」などが印象に残っています。

 

女性陣ではまず8階のチョン・ウヒ37歳です。現在Netflixで配信中の「ヒーローではないけれど」にも主演しています。

 

4階はイ・ユルム28歳です。この方も映画「非常宣言」に出ていましたね。

 

2階はイ・ジュヨン37歳で、5階はムン・ジョンヒ48歳でした。

 

 

もうほとんどこの8人しかドラマには登場しません。

 

設定は「イカゲーム」や「カイジ」をMIXさせたような内容です。

 

8人それぞれに割り当てられた部屋で、黙っていても時間が立てば賞金が上がっていきます。

 

必要なものは賞金の中から高額で買うことができますが、食料や飲料だけは買えません。

 

そして時間が0になったらゲーム終了なので、巨額の賞金を稼ぐために時間を増やす方法を皆で考えて色々なことをやっていきます。

 

この導入部分が非常に面白いので、あれよあれよいう間に前半見終わっていました。

 

後半からは支配する側とされる側の対立構造となっていきますが、主催者が本来見たかったのはこの構図だったのではないでしょうか。

 

しかし見ている側からすれば描写が行き過ぎていて、ここで韓国らしさをそんなに出さなくてもと思ってしまいました。

 

女性を平気で延々と殴り続けたり、バットでボコボコにしたりと、途中で見るのが苦痛になってくる演出でした。

 

私はイ・ユルムのような6階のカマトト女性が好きなので(笑)、後半はただ彼女見たさに見続けていただけでした。

 

最初は面白かったんですが、終盤につれてどうでもよくなったような感じです。

 

結末もあまり好きではありませんでした。

 

ただ毎話最初に流れる主題歌の「ミスター・ロンリー」は良かったですね。

 

この曲を聞くと私は1978年の映画「グローイング・アップ」を思い出します。

 

 

それでも設定の面白さと豪華俳優陣の共演が見れたので、評価は3.0です。