名探偵コナンシリーズ劇場4作品目は『名探偵コナン 瞳の中の暗殺者』です。

 

キャッチコピーは「蘭の瞳に隠された狙撃犯(スナイパー)を探せ!」です。

 

興行収入は25億円と、前作より少し落ちました。

 

『名探偵コナン 瞳の中の暗殺者』

2000年4月22日 1時間40分

配給 東宝

監督 こだま兼嗣 脚本 古内一成

原作 青山剛昌 音楽 大野克夫

主題歌 小松未歩「あなたがいるから」

声の出演 高山みなみ、山口勝平、山崎和佳奈、神谷明、緒方賢一、茶風林、高島雅羅、岩居由希子、高木渉、大谷育江、林原めぐみ    

興行収入 25億円

評価 3.0

 

 

今作の事件は、警察官が連続して射殺され、被害者はいずれも警察手帳を握りしめています。

 

そんな中、警察関係者が多数出席するパーティ会場でトイレに行った女性の佐藤刑事が何者かに銃撃され重傷を負ってしまいます。

 

そこに一緒にいた蘭は、自分のせいで佐藤が撃たれたと考えショックのあまり記憶喪失になってしまうというお話しです。

 

今作ではヒロインの毛利蘭がメインとなっていました。

 

コナンの周囲にいる人達は、相変わらず非日常的な危険がいっぱいですね。

 

蘭が記憶喪失のまま舞台は、工藤新一と蘭の最後のデート場所であった「トロピカルランド」へと移っていきます。

 

ここでのコナンは正に007のジェームスボンドのような活躍です。

 

ウォーター・コースターをスケートボードで滑り降りて行って、そこからジャンプして着地します。

 

この時代のオリンピック種目にスケードボードがあれば、間違いなくコナンは金メダルですね。

 

そして水上ボートへと乗り移るのですが、そこでは銃撃戦まで繰り広げられます。

 

小学生が遊園地内のボートを勝手に乗り回していたら、その時点でもはや犯罪ではないかと思います。

 

私は映画を見ていて、早い段階で犯人の目星がついてしまいました。

 

蘭が記憶喪失になった時に駆け付けた脳外科医の先生が犯人だったのですが、必要以上にその人のカットを長くしたり、台詞に不自然な箇所がありました。

 

映画ではよくある手法ですが、コナンではそれを意図的に見せているような気もしました。

 

最後はトロピカルランドの噴水で記憶を取り戻した蘭が、空手で犯人を制圧します。

 

蘭が空手の名手だということも、この作品で初めて知りました。

 

ちょっとアクションのやり過ぎ感はすごかったですが、十分に楽しめる作品に仕上がっていると思います。

 

評価は3.0です。