韓国ドラマ通算135作品目、今年の18作品目は『力の強い女 ト・ボンスン』です。

 

昨年Netflixで「力の強い女 カン・ナムスン」が配信されましたが、こちらはその本家となる作品です。

 

韓国JTBCで2017年2月24日から4月15日の全16話で放送されました。

 

韓国のケーブルテレビ放送局JTBCのドラマとしては、放送当時における歴代最高視聴率を記録したそうです。

 

私が視聴したのはU-NEXT、こちらでは1話40分の全24話で配信されています。

 

 

力の強い女ト・ボンスンには、当時26歳のパク・ボヨンです。

 

映画は「過速スキャンダル」と「私のオオカミ少年」、ドラマは2022年の「今日もあなたに太陽を ~精神科ナースのダイアリー~」を見ています。

 

ボンスンは小さい女性という設定ですが、パク・ボヨンの実際の身長は158cmもあります。

 

しかし周りの俳優の身長が大きすぎるので、ほとんど中学生くらいにしか見えませんでした。

 

ゲームソフト会社の社長アン・ミンヒョクに当時25歳のパク・ヒョンシクです。

 

今年のドラマ「ドクタースランプ」で見たばかりの俳優さんです。

 

ボンスンの初恋の相手、警察官のイン・グクドゥは当時23歳のジスです。

 

時代劇ドラマ「麗~花萌ゆる8人の皇子たち~」にも出演していましたね。

 

そして組長ペク・タク役のイム・ウォニが最高に面白かったです。

 

ボンスンに歯を折られたりするタクの子分役と、ゲイのチーム長の一人二役で出演したキム・ウォネも爆笑を誘っていました。

 

この2人には、勝手に助演男優賞を差し上げます。

 

 

ト・ボンスンは、先祖代々から受け継がれる怪力を持つ女の子です。

小さくてか弱い女の子が実は力持ちという設定なので、とにかく最初から笑えました。

 

何も考えずに楽しめるドラマだと思います。

 

ミンヒョクの跡継ぎ問題で自分に迫る危機や、通り魔誘拐犯などのサスペンス要素もあって最後まで飽きさせません。

 

ドラマや映画だとストーリー上なかなかこういった誘拐犯をすぐに捕まえられないので、韓国の警察が無能のように映って少し可哀そうですね。

 

この誘拐犯の世界は、正に「羊たちの沈黙」でした。

 

ただ誘拐した女性を確保しておける、あれだけの設備を個人で持っていたら本当に怖いですね。

 

そして今作では、ミンヒョクとグクトゥとボンスンの三角関係が軸に展開されていきます。

 

ミンヒョクとグクトゥが最後まで敵対していたのも笑えました。

 

最後はミンヒョクとボンスンが結ばれて予想通り女の子の赤ちゃんが誕生するのですが、まさかの双子でした。

 

ただ赤ちゃんの時しか描いていないので、もう少し大きくなった双子の女の子のエピソードがあればなお良かったですね。

 

U-NEXTでは、このドラマの配信前のトークや撮影の模様なども見ることができ、ボンスンの世界をより楽しめます。

 

本家を見終えたので、Netflixの「力の強い女 カン・ナムスン」も見てみましょう。

 

評価は3.5です。