本日より劇場版『名探偵コナン』シリーズ全作品視聴を目指して頑張っていきます。
劇場版『名探偵コナン』は現在Netflixでも視聴できますが、U-NEXTではテレビアニメシリーズを含め全作品が見放題で視聴することが可能です。
それでは記念すべき劇場版第1作目からスタートします。
キャッチコピーは「真実はいつもひとつ!」でした。
『名探偵コナン 時計じかけの摩天楼』
1997年4月19日 1時間49分
配給 東宝
監督 こだま兼嗣 脚本 古内一成
原作 青山剛昌 音楽 大野克夫
主題歌 「Happy Birthday」杏子
声の出演 高山みなみ、山口勝平、山崎和佳奈、神谷明、緒方賢一、茶風林、山崎和佳奈、岩居由希子、高木渉、石田太郎、塩沢兼人、大谷育江、松井菜桜子
興行収入 11億円
評価 3.5
漫画「名探偵コナン」は1994年から少年サンデーで連載がスタートし、30年経った今でも連載が続いているそうです。
単行本は105巻を数え、映画は今年で27作品目となりました。
「名探偵コナン」は、ある組織によって幼児化させられた高校生探偵の工藤新一が、江戸川コナンと名乗って組織の行方を追いながら数々の事件を解決していく物語です。
私も地上波で何回か映画を見たような記憶はありましたが、全く内容については覚えておらず、この第1作も見たかどうかさえ思い出せませんでした。
コナンのテーマソングというのでしょうか、バックに流れる音楽は「太陽にほえろ」と同じなんですね。
作曲が「太陽にほえろ」と同じ大野克夫さんだということで納得がいきました。
それにしてもコナンは道路をスケボーで爆走したり、普通に爆発物を処理したり、元は高校生と言えど毎回こんなに危険なシーンが多いのでしょうか。
アニメだからできるような感じですが、コナンというキャラクターは相当に無謀です。
内容も環状線に爆弾を仕掛けたり、電車が時速60kmを切ると爆発するとかとんでもなく緊迫した状況が展開されます。
犯人は建築家なのですが、自分の建造物を爆破する理由が、建物が左右対称になっていないって無茶苦茶ですよね。
そしてクライマックスに登場するのが、題名の「時計じかけの摩天楼」でした。
工藤新一の恋人が毛利蘭というんですね。
博士とか両親とかコナンが工藤新一であることは知っているのに、蘭には話さない所がこのシリーズの肝なんでしょう。
最後は蘭が新一と映画を観るために訪れていた「米花シティービル」が爆破されることになります。
よくある爆弾のコードのどっちを切るかが蘭に託されるわけですが、ここまでのストーリーからしたら「赤」が選択されそうな感じでした。
しかし蘭が切ったのは爆弾が解除される「青」、新一との運命の赤い糸を信じていたから赤を切らなかったんですね。
散々危険な目に合って、最後まで常に死と隣り合わせの物語が展開されていました。
その中でも工藤新一と毛利蘭の恋愛模様もしっかりと描かれており、とてもよく出来た映画だと思いました。
第1作品目の評価は、いきなりの高評価3.5です。
これを上回る作品が登場してくるのか、自分でも楽しみです。