本日より5月となりました。5月最初は韓国映画のご紹介です。

 

韓国映画通算113作品目、今年12作品目となるのは『極限境界線 救出までの18日間』です。

 

こちらは2007年に実際に起きた「タリバン韓国人拉致事件」を基にして製作されています。

 

名優ファン・ジョンミンとヒョンビンが初めてタッグを組んだ作品として、韓国でも大ヒットしたそうです。

 

『極限境界線 救出までの18日間』

2023年1月18日 日本・2023年10月20日 韓国 1時間49分

配給 ギャガ

監督 イム・スルレ 脚本 アン・ヨンス

原題 The Point Men

出演 ファン・ジョンミン、ヒョンビン、カン・ギヨン、パク・ヒョンス

評価 3.0

 

 

エリート外交官のチョン・ジェホに現在53歳のファン・ジョンミンです。

 

映画は「シュリ」「生き残るための3つの取引」「新しき世界」「国際市場で逢いましょう」「 ベテラン」「華麗なるリベンジ」「哭声/コクソン」 「工作 黒金星と呼ばれた男」に続いて9作品目となりました。

 

現地の韓国人工作員パク・デシクに現在41歳のヒョンビンです。

 

2007年、アフガニスタンの砂漠で韓国人23名がタリバンに拉致されるという実際の事件が起きました。

 

タリバンは24時間以内に韓国軍の撤退と収監中の仲間の釈放を要求します。

 

韓国政府が交渉役として現地に派遣したのがチョン・ジェホ、工作員パク・デシクがアフガニスタンのフィクサーと交渉するも決裂してしまいます。

 

どこまでが実話なのかはよくわかりませんが、最後の直接交渉の緊迫感は凄かったです。

 

ヒゲ面のヒョンビンがまた渋かったですね。

 

最近「シークレット・ガーデン」で28歳のヒョンビンを見ていたばかりだったので余計にそう思いました。

 

それにしても、そもそも戦時中のイスラム教徒のアフガニスタンに、キリスト教の宣教に行くこと自体が馬鹿げた行動です。

 

それが前提にあるので、外交官の命を懸けた交渉が、薄く感じられてしまうのです。

 

実際にお金も支払ったのだろうし。

 

設定は違いますが、どうしても「モガディシュ 脱出までの14日間」(評価3.5)と比較してしまいました。

 

面白かったですが、そこまでは及ばなかったかなというところで、評価は3.0です。

 

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