本日よりGWのスタートですが、私は相変わらず家でのんびりと映画やドラマを楽しむつもりです。
韓国映画通算112作品目、今年の11作品目は「警官の血」です。
こちら原作は日本の佐々木譲の同名小説です。日本でも江口洋介主演でドラマ化されました。
汚職刑事のガンユン役にチョ・ジヌン、新人刑事のミンジェ役にチェ・ウシクが出演しています。
『警官の血』
2022年1月5日 日本・2022年10月28日 韓国 1時間59分
配信 Netflix
監督・脚本 イ・ギュマン
原作 佐々木譲「警官の血」
出演 チョ・ジヌン、チェ・ウシク、パク・ヒスン、クォン・ユル、パク・ミョンフル、イ・オル
評価 2.5
広域捜査隊エースのパク・ガンユン刑事に、当時46歳のチョ・ジヌンです。
もはやお馴染みとなったチョ・ジヌンですが、映画は「悪いやつら」「最後まで行く」「バトル・オーシャン 海上決戦」「暗殺」「お嬢さん」「毒戦 BELIEVER」「工作 黒金星と呼ばれた男」「パーフェクト・バディ 最後の約束」「毒戦 BELIEVER2」と今作でついに10作品目となりました。
ガンユン刑事を内偵調査する新人刑事チェ・ミンジェに、当時31歳のチェ・ウシクです。
映画は「新感染 ファイナル・エクスプレス」「The Witch 魔女」「パラサイト 半地下の家族」に続いて今作で4作品目となります。
ドラマの方は「トンイ」「屋根部屋のプリンス」「その年、私たちは」「殺人者のパラドックス」でこちらも4作品です。
この2人の共演ということだけで映画を視聴してみました。
警察内部にある秘密組織とその裏に隠された不正行為、そして殉職したミンジェの父の真相、中々に重たいテーマです。
でもそこは韓国映画なので、2人の演技も心地よいし、あまり重たくないタッチで描いていました。
潜入捜査特有のハラハラ感や緊迫感もいいですね。
ただ原作は60年に渡った親子3代の警官の血を描いているようなので、それを親子2代で2時間でまとめています。
そこに少し、深みに欠けるかなという印象を持ちました。
ただ「最後まで行く」の映画でもそうでしたが、こういう謎めいた役のチョ・ジヌンは、本当に似合いますね。
全体的にもう一息というところで、評価は2.5です。