『ワイルド・スピード』シリーズとは、2001年から始まったアメリカのカーアクション映画のことです。

 

ロサンゼルスを舞台に、ドラッグレースに熱中するストリート・レーサーたちを描いていきます。

 

最初はそうだったんですが、このシリーズは人気に火が付き、内容がどんどんエスカレートしていきました。

 

昨年の2023年5月に最新作となる10作目の『ワイルド・スピード/ファイヤーブースト』が公開され、これが現在U-NEXTでポイント視聴できることがわかりました。

 

私はこのシリーズは7作目の『ワイルド・スピード SKY MISSION』までは見たことがあり、どうせ新作を見るなら見ていない8作目、9作目をすべて制覇してから視聴しようと思った次第です。

 

 

それではこれまで見た全7作品の感想をアップしておきます。

 

『ワイルド・スピード』の記念すべき第1作目は2001年公開です。

 

世界興行収入は2億ドルを超えています。

 

そして2作目の『ワイルド・スピードX2』は2003年の公開ですね。

 

こちらは2.3億ドルの興行収入でした。

毎回、国を変えていろいろなところでバトルレースをするし、派手なアクションシーンも面白いです。

 

 

ところが3作目、2006年の公開作品『ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT』は、何と東京が舞台となっています。

アメリカのストリート・レース文化にのっとり、スポーツコンパクトと呼ばれるカテゴリの日本車は確かに人気でした。

日本はHONDA、日産、トヨタをはじめとしたカー大国であることは間違いありません。

 

車の性能もスピードもあるでしょうが、ハッキリ言ってこの映画に東京は似合いません。

新宿や渋谷の夜の街、首都高速などの見慣れた景色が沢山登場しましたが、そもそも主人公が変わって普通のアメリカ人の高校生です。

 

日本の制服を着て学校のシーンなんかもありますが、少し興ざめします。

 

最後のカーバトルシーンが撮影されたのは、千葉県の鋸山(のこぎりやま)という所です。

 

ここはガードレールもない山道らしいので、さすがに映像には迫力がありました。

 

しかし、世界興行収入は1.5億ドル、ちょっと寂しい結果となっています。

 

 

そして4作目が、2009年公開の『ワイルド・スピード MAX』です。

 

世界興行収入は3.6億ドル、この映画で盛り返しましたね。

 

5作目は2011年公開の『ワイルド・スピード MEGA MAX』は、さらにその上をいく6.2億ドルでした。

6作目、2013年公開の『ワイルド・スピード EURO MISSION』では、大きな金庫ごと大金を盗み、2台の車で金庫を引きずって逃走するシーンがあります。

 

そんなこと絶対に無理だろ!とツッコミ満載でしたが、この作品からあり得ない世界が広がって行ったような気がします。

 

世界興行収入は7.8億ドルとなりました。

 

そして私が見た最新作である7作目、こちらが爆発的大ヒット作となったヒットとなった2015年の『ワイルド・スピード SKY MISSION』です。

 

世界興行収入はこれまでを大きく上回る15億ドルです。

 

この後も3作品が公開されていますが、これを上回ることはできないくらいヒットした作品です。

 

 

この映画では、なんと飛行機から車ごとパラシュートで山道に降りるシーンがあります。

 

極めつけは高層ビルとビルの間を車で飛び移ります。

もやはツッコミは関係なく、純粋に車を使った凄いシーンを楽しむ映画となってきました。

 

そしてこの映画を最後に、主人公であるブライアン・オコナー役のポール・ウォーカーが自動車事故で亡くなっています。

 

プライベートでポルシェに乗っていて、160kmのスピードを出して壁かなんかに激突して炎上したそうです。

 

ちなみに運転していたのは彼ではなかったそうです。

 

いくら無謀な運転をしても決して死なない映画のようにはいきません。

 

 

そして残すは2017年公開の8作目『ワイルド・スピード ICE BREAK』、2021年公開の9作目『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』、2023年公開の10作目『ワイルド・スピード/ファイアーブースト』です。

 

間の2019年には唯一のスピンオフ映画『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』も公開されているようなので、そちらも合わせて視聴していこうと思います。

 

それでは次回は8作目の『ワイルド・スピード ICE BREAK』から順にご紹介していきたいと思います。

 

どうぞお楽しみに!