日本のドラマでは、今年5作品目となる『正体』です。

 

こちらは染井為人の同名長編小説をドラマ化したもので、2022年にWOWOWで放送されました。

 

今回Netflixでも配信が開始され、全部で4話しかないので一気に見てしまいました。

 

 

主演の鏑木慶一に亀梨和也、他に黒木瞳市原隼人貫地谷しほり堀田真由、ジャニーズWESTの濱田崇裕若林麻由美高畑淳子上川隆也などが出演しています。

 

物語を簡単に説明すると、とある家の夫婦を殺害したとして死刑判決を受けた青年が、収監前に逃走し1年半に渡って潜伏して自分の無実を証明するというお話しです。

 

その逃亡中に色々と名前を変え、髪型を変え、顔も変えたりしていますが、それじゃすぐバレるだろとツッコミを入れたくなりました。

 

 

鏑木は逃亡先で様々な人と出会いますが、その人を助けたり救ったり愛したりする過程の中で、その「正体」が逃亡犯だとわかっても全員が鏑木の味方になります。

 

鏑木は自分の無実を証明するために行動を起こし、最後には無罪を勝ち取ります。

 

そんな都合の良い話ってある?と正直思いましたが、この結末は原作とは少し違うようです。

 

原作は知りませんが、これで意外と本当は犯人が鏑木だった!というオチなら私は大絶賛でした。

 

「正体」とう題名からその展開をどうしても連想してしまいますからね。

 

出演者の中では、個人的に終盤に出てくる堀田真由がすごく印象に残りました。

 

これまでも数多くの映画やドラマで見ていた女優さんですが、このドラマではとても透明感があって魅力的です。

 

こんなに可愛かったんですね。

 

もう少し長くても良かったと思うくらいドラマとしては楽しめたので、評価は3.0です。