Netflixオリジナル番組『不可解事件ファイル 』が配信されていたので視聴してみました。
1話が30分強で全8話と非常に見やすい構成です。
不可解事件とはUFOや超常現象を基に起こった未解決事件のことですね。
超常現象を扱った番組といえばドラマ「Xファイル」から始まって、「ビートたけしの超常現象」「やりすぎ都市伝説」など数多くの番組があります。
私はこういった超常現象は信じないタイプの人間ですが、その内容はどうしても知りたくなってしまうものです。
この番組で取り上げられた超常現象を、順を追ってすべてご紹介しておきましょう。
第1話は「パスカグーラUFO拉致事件」です。
1973年にミシシッピ州のパスカグーラに釣りに来ていた男性2人が、UFOに拉致されてしまう事件が起こりました。
2人して同じ体験をして同じ告白をしているのだから、信ぴょう性はものすごく高いです。
第2話は「マートルズ農園の幽霊」です。
私は心霊現象に関しては全く信じていない人間ですが、あれだけ多数の写真を見せられるとひょっとして?とは思ってしまいます。
ただその霊が農園の昔の奴隷制度に由来しているお話しとか、写真しか証拠がないので、信ぴょう性は高くないです。
第3話は「ユバ郡5人失踪事件」です。
こちらは超常現象ではなく1978年に実際に起きた失踪事件で、その失踪者の5人が全員知的障碍者でした。
失踪者の弟や妹が事件を振り返っていきますが、信じられない行動をした原因は明らかになっていないそうです。
しかも遺体が見つかったのが4人だけ、もう一人は生存しているらしいというのが、この事件の大きな鍵のような気がします。
第4話は「政府のUFO陰謀論」です。
米軍関係者らによる数えきれないくらいのUFO目撃談が明らかにされます。
現在ではUFOとは言わず「UAP」(未確認空中現象)と呼ぶそうですね。
国防総省の発表では、つい昨年の2023年2月に4基の未確認飛行物体を撃墜したということが公表されました。
しかもそのパイロットは人間ではなく、別の生物だと発言しているのです。
これは驚愕です。
私が超常現象と言われているものの中で、一番信用しているのがこのUAPです。
第5話は「ラニアー湖の呪い」です。
ラニアー湖は、ジョージア州のアトランタにある人造湖です。
これまでに幽霊が出るとか、水泳中に足を引っ張られたとかの現象が起きているそうです。
意外とここはレジャーにも使われる湖なので、話題づくりなのかなと正直思いました。
第6話は「シャスタ山の謎」です。
カリフォルニア州にあるシャスタ山は、精霊が住む神秘な山とされているそうです。
スピリチュアルな体験ができ、カルト集団なども存在していますが、これもだから何?という感想でした。
第7話は「ワシントン州の奇妙なブロブ」です。
1994年にワシントン州のオークビルに奇妙なゼリー状の塊が空から降ってきます。
これが軍のウィルス性の兵器実験によるものなのか、はたまたクラゲなのか、その謎に迫っていきます。
その正体はいまだ解明されていないようです。
そして最後の第8話は「セイリッシュ海に浮かぶ足」です。
カナダとアメリカの国境に当たるセイリッシュ海で、2007年から現在まで合計21個の足がついた靴が海岸に流れ着いたそうです。
その原因は解明されていませんが、DNA鑑定からはほとんどが自殺者か行方不明者だそうです。
私の推理では、海に身を投げたか捨てられた人がいて、それが海底で魚たちに食べられます。
靴は食べれないので、足首から離れた足とスニーカーだけが共に浮上して岸に流されてきたのではないかと思います。
という内容の8話でしたが、一番面白かったのはやはり4話の「政府のUFO陰謀論」ですね。
ここまでくるとUFO、UAPはやはり存在するものだと証明しています。
元々UFOはいてもおかしくないものだと思っていましたが、アメリカ空軍は発見次第撃墜しているんですね。
地球の未来は大丈夫なのでしょうか?
しかし全体的に今一つ退屈なものも多く、評価は2.5止まりです。
これマートルズ農園の心霊写真らしいですが、作れそうですよね。