韓国ドラマ通算128作品目、今年の11作品目は『タッカンジョン』です。
こちらはNAVERの同名ウェブトゥーンを原作としており、今年の3月15日からNetflixにて全10話で配信されました。
10話といっても1話が30分くらいしかないので、実質でいうと5話くらいの短いドラマです。
題名のタッカンジョンとはタッ(鶏)カンジョン(お菓子)という、韓国風鶏の甘辛から揚げのことです。
監督は「エクストリーム・ジョブ」「ドリーム~狙え、人生逆転ゴール!~」などのイ・ビョンホン監督です。
「エクストリーム・ジョブ」つながりか、リュ・スンリョン53歳が主演を務めています。
もう一人の主役にアン・ジェホン、こちらは37歳ですね。
「恋のスケッチ~応答せよ1988~」で、ジョンファンの兄役で人気が出た俳優さんです。
タッカンジョンになってしまった娘のミナにキム・ユジョンです。
その他「イカゲーム」のチョン・ホヨン、パク・ジニョン、キム・テフン、最近のドラマ「涙の女王」にも出演しているイ・ジュビンなどが特別出演しています。
このドラマは、疲労回復の機械と間違えて中に入ってしまったミナが、タッカンジョンに姿が変わってしまう所から始まります。
タッカンジョンの娘を人間の姿に戻そうとする父親と、ミナに密かに想いを寄せていた従業員の奮闘を描いています。
冒頭からコメディー要素満載で、いったい何を見せられているんだろう?という感覚になりますが、途中からはいきなりSFチックに変わりました。
200年前の朝鮮時代まで盛り込んで、物語は壮大な展開へとなっていきますが、馬鹿馬鹿しいコント感は最後まで続きます。
果たしてミナは無事に人間の姿に戻れるのか?
ここがこのドラマの一番の焦点となりますが、最後まで見ていてもよくわかりませんでした(笑)。
ラストシーンでは第1話の冒頭に戻りますが、そこでミナは機械に入らないので、実はタッカンジョンにはならなかったというオチなのでしょうか。
最初の方の展開は面白かったですが、正直私は途中で飽きたので評価は2.5止まりです。