GWは優雅に映画やドラマばかり見ていたので、2日続けてドラマのご紹介です。
Netflixが製作した海外ドラマ『三体』を見終えたのでその感想をアップします。
こちらはヒューゴー賞を受賞した中国の劉慈欣(リウ・ツーシン)の小説「三体問題」を基にしたアメリカのSFテレビシリーズです。
2023年には中国でテレビシリーズ化されていますが、今回Netflixでも実写化を試み2024年3月21日から全8話で公開されました。
小説は中国で2006年から連載され、2008年には単行本が出版されたそうです。
この「三体」は「地球往事」という三部作の第一作なんだそうで、中国で最も人気があるSF小説です。
「未解決事件ファイル」ではないですが、正に地球外生物から地球を征服するという宣告をされるお話しです。
しかしそれが400年後のことで「400年後かーい!」とツッコミを入れたくもなりますが、こちらとしては子孫のためにこの地球を守らなくてはなりません。
自分勝手な私は、どうせ自分は生きていないんだからどうでもよくね?と思ってしまいました。
その事実に至るまでの導入部分が少し退屈です。
三体問題を問うのにVRゲームの世界観が繰り広げられますが、20年前の小説でVRゲームが登場するのは斬新です。
私は物理も化学も全く詳しくないので、宇宙とか太陽とかを説明されても訳がわかりませんが、このお話しって実際にあってもおかしくないと思いました。
小説とドラマは少し内容を変えているそうですが、全世界で2900万部も売り上げたらしいこの小説を、私も読んでみようかなと思わせるくらいストーリーは面白いです。
世界的に大ヒットしたドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」の制作人がこのドラマに関わっているらしく、そこに出演した俳優陣も数多く出演していました。
そしてこの度、私が契約しているU-NEXTでも中国版ドラマ「三体」の配信が開始されているようです。
全30話と長いドラマですが、中国でものすごい視聴率を出したそうなので、私も早速視聴してみたいと思います。
「恋人」が配信されるのが7月からなので、それまでには余裕で見終わると思いますが、中国ドラマの最初の作品がこの「三体」になるとは思ってもみませんでした。
後日そちらの感想もアップさせていただきますので、お楽しみに!
こちらのNetflix版は8話だけなので、もちろん完結していません。
シーズン2、3と製作されていくのだとは思いますが、今のところ評価は3.0としておきます。