韓国ドラマ『ペントハウス』の最終章となるシーズン3が、Netflixで配信が開始されたため視聴しました。
こちらは2020年10月~シーズン1が24話で放送開始され、シーズン2は2021年2月から13話で放送されています。
そして今回のシーズン3は2021年6月から14話で放送され、全部で51話の超大作となりました。
私も昨年シーズン1とシーズン2を見て、この最終章であるシーズン3の配信を心待ちにしていました。
この作品は、ソウルの高級住宅地にそびえる100階建てのタワーマンション「ヘラパレス」を舞台とし、そこの住民たちの権力争い、チョンア芸術学校に通う子供たちの競い合い、正に究極のラブサプセンスドラマと言っていいでしょう。
シーズン2で一応みな刑務所に送還されて一段落着いたに見えたこのシリーズ。
シーズン3では、ローガンが殺害されたことによるシム・スリョンの復讐劇に終始します。
死んだはずの人間が生きていた!
がもはやこのドラマの十八番となっているので、もう誰が生き返っても驚きません。
もうこのシーズン3は、逆に圧倒されてしまいました。
よくここまでこんな面白い脚本を書くなという驚きが先に来ます。
徹底的に欲望にまみれた人間の醜さを、ここまで表現してくれればそれはもはや賞賛に値します。
最後は主要な登場人物のほとんどが死んでしまいましたが、こうでもしないと精算仕切れないのでしょうね。
このドラマを一言で表現するならば「徹底的にやる!」です。
妥協は一切しないし、もはやこうなると普通の人間たちではありません。
シーズン1の評価は3.0、シーズン2の評価は3.5でしたが、このシーズン3が加わって全体的な評価は4.0となりました。
悪党たちの所業もここまで徹底的にやられたら、逆に感動さえ覚えます。
ちなみにシーズン1と2の感想もアップしていますので、ご参照ください。