今年10作品目の洋画は『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』です。

 

1996年に始まった「ミッション・インポッシブル」シリーズの7作目、シリーズ初の2部構成でその前編に当たります。

 

監督は2015年の「ミッション・インポッシブル/ローグ・ネイション」からトム・クルーズとタッグを組んでいるクリストファー・マッカリー、この方は「トップガン マーヴェリック」の製作にも携わっていますね。

 

『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』

2023年7月12日 日本・2023年7月21日 アメリカ 2時間43分

配給 パラマウント映画

監督 クリストファー・マッカリー

出演 トム・クルーズ、ヘイリー・アトウェル、ヴィング・レイムス、サイモン・ペッグ、レベッカ・ファーガソン、ヴァネッサ・カービー、イーサイ・モラレスポム・クレメンティエフ、ヘンリー・ツェニー

評価 4.0

 

 

タイトルの「デッドレコニング/Dead Reckoning」とは推測航法のことらしいです。

 

ロシアの次世代潜水艦であるセヴァストポリが採用した高度なAIシステム、この新型AIが自我を得ることになります。

 

古くは「ターミネーター」「マトリックス」の世界ですね。

 

映画では「それ」と呼ばれるロシアが開発した新型AI「エンティティ」、これを制御できるのが2つで1つの鍵となる「制御キー」です。

 

この前編では、この鍵を手に入れるための攻防戦が繰り広げられます。

 

出演者に女性が多いので、誰が誰だか見分けるのが大変です。

 

また空港を含めてアブダビ、ローマ、ヴェニス、ヴェネツィア、ノルウェーなど世界各国を舞台に使うので色々な景色を堪能できるのがいいです。

 

その色んな場所でお馴染みのド派手なカーチェイス、バイクから崖へのダイビング、列車の屋根での攻防戦、列車からの脱出と余すことなくアクションの要素が織り込まれていました。

 

やはり特筆すべきはバイクでの崖からのダイビングですね。

 

なんでこんな危険極まりない岩山だらけの場所を選ぶんだろうと、安定安心が信条の私には到底理解できません。

 

シリーズの集大成なのでしょうね。

 

この映画もコロナ禍の影響で撮影や公開が延期延期となったそうです。

 

トム・クルーズは私と同い年なのですでに61歳です。数年前とはいえ、よくもあれだけ体が動くなと尊敬せざる負えません。

 

後編はすでに撮り終えているそうですが、公開は2025年だそうです。

 

トム・クルーズの有終の美は、ぜひとも映画館で見たいと思います。

 

評価は4.0です。

 

 

ちなみに私は「ミッション・インポッシブル」シリーズは全作見ていて、昔の記事もあるのでアップしておきます。