韓国映画通算110作品目、今年に入っての9作品目は『神弓-KAMIYUMI-』です。
こちらは2011年公開で、韓国で747万人を動員し年間興行成績第1位を獲得した作品です。
17世紀に清が李氏朝鮮に侵略した「丙子の乱」を舞台としており、父の形見の神弓を使ったアクション映画となっています。
以前から視聴したかった作品ですが、U-NEXTでようやく見放題配信されたので今回視聴することができました。
『神弓-KAMIYUMI-』
2011年8月10日 日本・2012年8月25日 2時間2分
配給 ロッテエンタテインメント
監督・脚本 キム・ハンミン
出演 パク・ヘイル、ムン・チェウォン、リュ・スンリョン、キム・ムヨル、大谷亮平、イ・ギョンヨン
評価 3.0
主演のチェ・ナミを演じたのは、当時34歳のパク・ヘイルです。2022年に「別れる決心」に出演していました。
妹のジャインに当時24歳のムン・チェウォン、この方の作品は私はお初です。
ジャインの夫となるソグンに当時28歳のキム・ムヨル、最近ではドラマ「未成年裁判」が印象的です。
そして清国のジュシンタに当時40歳のリュ・スンリョン、私の韓国NO.1映画「七番房の奇跡」の少し前の作品となりますね。
そして清国のノガミ役で日本の俳優大谷亮平も出演しています。「逃げるは恥だが役に立つ」でブレイクしましたが、その前は韓国で活動していたんですね。
弓を使ったアクションに特化した映画なので、人物像の掘り下げは浅いです。
父から譲り受けた「神弓」でたった一人で満州軍に立ち向かうのはいいですが、一体いつあんなに弓が上達したのかが全く描かれていません。
それなので少しリアリティに欠けるのが残念です。
それにしても矢の先端ってあんな風になっているんですね。あんなもの体に刺さったら一溜まりもないのがよくわかりました。
映画としての深みはあまりないですが、弓を使ったアクションを存分に楽しめる作品だと思います。
評価は3.0です。