海外ドラマ『フィアー・ザ・ウォーキング・デッド』のシーズン8がAmazon primeで配信が開始されたので視聴しました。
『フィアー・ザ・ウォーキング・デッド』といえば「ウォーキング・デッド」の最初のスピンオフ作品です。
2015年8月からシーズン1がスタートし、2023年11月のシーズン8まで約8年間も続きました。
このシーズン8が本作の最終章、シーズン2からは16話づつの構成でしたが、このシーズン8は12話です。
シーズンを通してこれで全部で113話となりました。本家の「ウォーキング・デッド」が全177話だったので、それに迫る勢いでしたね。
このシリーズの面白さは、途中から本家の「ウォーキング・デッド」とリンクしてくるところです。
本家の序盤から活躍していたモーガン・ジョーンズが登場したり、「救世主」の元メンバーであったドワイトが登場してきたりとサプライズが毎シーズンありました。
「救世主」とはニーガンが率いていた組織の名称です。アジトは「聖域」と呼ばれ、このシーズン8ではその「聖域」までもが登場しました。
スタート当初のメインはマディソン・クラークという女性でしたが、シーズン4で命を落としました。
そしてモーガン・ジョーンズがその後を受けてシーズンを引っ張って来たのです。
シーズン7の最後でそのマディソンが生きていたというサプライズがあり、この最終章であるシーズン8ではモーガンと共にまた主役となっています。
ファンにはたまらない構成ですね。
相も変わらず都合の良い展開が続きますが、そんなことはどうでも良く、登場人物の活躍を最後まで見守ってしまいます。
最後の最後にはマディソンの娘アリシアまで復活しますが、メイクガッツリで出てくるので少々興ざめしました。
とてもウォーカーの中を生き抜いてきた姿とは思えないので、そんなわけないだろと一人ツッコミを入れさせていただきました。
それでも最後までファンを楽しませるサービス精神は、さすがアメリカだなと思います。
評価は全シーズンを通しての総合評価で4.0です。