「ウォーキング・デッド」スピンオフシリーズの次の作品は『ウォーキング・デッド:デッド・シティ』です。
こちらも本編で強烈なインパクトを残した、ニーガンとマギーの2人が主演のドラマです。
ニーガンは本編のシーズン6から「救世主」というチームのリーダー役で登場しました。
金属バットに有刺鉄線を巻き付けた「ルシール」を持っているのが特徴で、シーズン7ではマギーの夫であるグレン・リーをこのルシールで殺害しました。
そのニーガンとマギーのその後を描いたスピンオフドラマです。
ニーガンを演じたのは、現在57歳のジェフリー・ディーン・モーガンです。
マギーを演じたのは、ローレン・コーハンという現在42歳の女優さんですね。
マギーは本編のシーズン2からの登場で、ニックらが逃げ込んだ農場の長女役でした。そこでグレンと出会って後に一人息子を授かります。
息子の名前はハーシェル。スピンオフドラマでは、そのハーシェルが何者かに誘拐されてしまうところから始まります。
連れ去られた場所はニューヨークのマンハッタン島、正にアメリカを象徴する場所が今回の舞台です。
もはやスピンオフドラマではなく、本編から続くシーズン12の始まりと言ってもいいのではないでしょうか。
本編では登場しなかったクロアチア人が元「救世主」のメンバーだったという設定で、それを演じるのがジェリコ・イヴァネク66歳、この方は色々なドラマで見たことがある名優です。
最初は息子を取り戻すためにニーガンに協力を要請したマギーですが、その狙いは別にありました。
クロアチア人と裏で手を組み、ニーガンを差し出すのが狙いでした。
こういう裏切りや先の読めない展開が「ウォーキング・デッド」の神髄なのです。
そしてこれからというところで、シーズン1は終了してしまいました。
第5話あたりに出てくるゾンビがまた強烈でしたね。
体が一つに融合され、上半身だけが4体くらいあるのです。
マギーがそれに襲われるのですが「エイリアンと戦うシガニー・ウィーバーか!」とツッコミをいれたのは私だけではないと思います。
シーズン2は早くも製作が発表されていますが、1年待ってやっと6話では寂しいので、せめて半年ごとに公開して欲しいです。
ここまでの評価は、ダリル編と甲乙つけがたい4.0です。