本日は、日本ドラマのご紹介『ブラッシュアップライフ』です。
こちらは2023年1月8日から3月12日まで、日本テレビの「日曜ドラマ」で放送されていたドラマです。
日テレ系なのでHULUで配信されているのはわかりますが、Netflixでも配信がされていたので今回視聴してみました。
このドラマを見ようと思ったキッカケは、昨年の「紅白歌合戦」です。バカリズムが審査員で出ていて、このドラマの脚本を担当し国内外で数々の賞を獲得したことを知りました。
それならばきっと面白いはずだろうと、期待を込めての視聴です。
主人公の近藤麻美に安藤サクラ、当時は36歳でした。
仲良し3人組の門倉夏希に夏帆31歳、米川美穂に木南晴夏37歳です。
そして宇野真理には当時39歳の氷川あさみ、森山玲奈には黒木華32歳、ふくちゃんこと福田俊介には当時30歳の染谷将太です。
全員同級生という設定ですが、実年齢は様々ですね。
そしてゲスト出演というのでしょうか、松坂桃李に仲村トオル、塚地武雅、最後は浅野忠信まで出演しています。
脚本を書いたバカリズムも、霊界の受付係でたびたび登場します。
幼少期の麻美を演じたのが永尾柚乃ちゃんという子役で、この子がだいぶ話題となったようです。
物語の舞台となっているのは北熊谷市、実際には北熊谷市という市は存在しませんが、私と同じ埼玉県の北の方にある地域です。
ゴルフに行くたびにこの熊谷市を通っていたので、妙に親近感が湧きました。
最近見た韓国ドラマ「もうすぐ死にます」とリンクした内容ですが、こちらは簡単に説明すると30代で死んでも人生をやり直す選択ができるということですね。
やり直さないで来世を選ぶと、白アリクイやウニやサバになってしまいます。
やり直すと言っても赤ちゃんの頃からすでにそこまでの記憶があって、そのあと起きる様々な不幸な出来事を未然に回避していきます。
これをミッションと呼んでいますが、正直どうでもいいような内容なのが笑えます。
またこのドラマの特徴は、日常の会話とかがドラマじみたセリフではなく、普通を表現している所ですね。
それなので、前半の仲良し3人組の会話は常に面白いです。
この辺はバカリズムのコントをドラマで再現しているような感じですね。そもそもセリフがバカリズムの口調になっています。
そしてやり直し人生は5周目となり、後半は友人と多くの命を救うためパイロットになることを決意します。
すでに6周目に入っていた宇野真理と一緒に、麻美がそのミッションに挑んでいきます。
パイロットになることが、事故を未然に防ぐ唯一の方法ではないような気がしますが。
このドラマを見て誰もが思うのは、もし自分が転生できたら何をするか?でしょう。
私は俗物なので、まず大人になったら競馬場へ通い詰めますよね。
私は競馬はしませんが、その時々のG1を制覇した名馬くらいは知っていますから、きっと大金持ちになれることでしょう。
とついつい馬鹿なことを考えてしまう、ほのぼのとしたドラマでした。
全くお金がかかってないな~と思いますが、お金を使わなくても脚本が面白ければ良作は作れるという証明です。
ちょっと繰り返しのシーンが多すぎたきらいはありますが、日本のドラマで久しぶりに大笑いが出来ました。
評価は3.5です。